FANZA GAMESで販売中の天ノ少女【萌えゲーアワード2020 シナリオ賞 受賞】詳細。アダルトPCゲームでは、新作人気作や懐かしの名作エロゲなど格安ダウンロード販売!ここでしか買えない独占販売タイトルも要チェック!
天ノ少女【萌えゲーアワード2020 シナリオ賞 受賞】
サイコ・スリラー
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コメント
完結編
朽木冬子から依頼された時坂の集大成
シリーズでは1以来のグロさ前回のシリーズですな。
エロは極端に少ない。
ほぼないといった感じですかね。
それと私としては一番に驚いていたのは滝沢アツヤさんの魚住が帰ってきた事
これは言っていいのか、中の声優さん引退宣言していたので2の魚住が消された背景はここにあるとおもってましたから、まさかの帰ってきたのは本当にうれしかった。
ドラマCD含めて時坂の相棒はやっぱり魚住だろうとおもっていたので
八木沼とか真崎に取られていた時はモヤモヤしてましたが、魚住の掛け合いはよかった。
ドラマCD同じく最後は〇〇と結ばれたし、もう感極まりましたよ。
大きく不満はないのですが、一点どうしてもふに落ちなかったのは、TUREエンドに向かってがきちんと解決した話に行かなかった事
それぞれのエンドを纏めてみんなが出そろうから
例えばTRUEエンドだと約3名でません。
2で出ていてたメンツです。
まぁTRUEに行くには結婚式見ないといけないので〇子だけはみれるかな?
でも残りは二人は出やしない。
そこに向かう形でまとめていけばよかったんじゃないかと思うんですよね。
別に最後の二つのエンドは分ける必要があまり感じなかった。
ただTRUEのエンドは憎いもっていきかっただったとつくづくおもいますな。
きしくも全く同じ状況で全く同じ姿で、もしかしたら先天的な肉体も同じな二人が
同じ人物と同じ会話をする事で終わる。
それだけはシリーズを全てやってきて良かった事ですね。
だからシリーズをいままで追ってきた人はやるべきだと思いますよ。
少しエンドに行くのがシビアですが……
シリーズとしてみるなら最高の最終作
ただし今回もまた立ち絵等がガラッと変わってしまっていて最初の方、特に男キャラは違和感が凄かったですが虚同様慣れてしまえば寧ろ好きになりましたね。
シリーズとしてみるなら最高の最終作なのですが虚の完成度と比べるとちょっと劣るかなというのが正直な感想でした。
でもシリーズとしてみるなら最高傑作です。
殻の少女シリーズ完結作品
完結まで15年かかったそうで驚きです。
制作スタッフの皆様お疲れさまでした。
本作は、1作目の「殻ノ少女」、2作目「虚ノ少女」をプレイしないと、本筋の話がいまいちわからない上、感動もないため、過去作のトゥルーエンドまで見てから(もしくは前作までの内容を理解してから)やる作品です。
ご注意ください。
あとどうでもいいことですが、本作にはエロシーンがほぼありません。
絵が美麗でつられてきても、そっちには期待できません。
そっちも期待しているのであれば、同じ会社で本シリーズの前の話にあたる「カルタグラ」をお勧めします。
トゥルーエンドまでプレイしての感想ですが、十分満足できました。
おもわず涙も出ちゃいました。
良かったです。
システム面・ストーリー面等において、1作目からあまり変化が見られず、良くも悪くも、期待通りのまま完結したという印象です。
ただ、ストーリーについて、本作は完結編ということもあってか、偏執感というか、狂気感が随分薄味になったなとは感じました。
なので、シリーズをプレイしてきて、「この後どうなるんだ!
」って思って何年も待っていた人にはお勧めできますが、「本筋の話には興味ないけど、この作品の狂気じみたやつらが好き!
」という人には、お勧めできないです。
私はどちらかというと前者なので満足できましたが、とんでもないBADENDとかも用意してほしかったかな…。
正直期待はずれでした。
虚ノ少女からずっと今か今かと待っていましたが、
期待はずれでした。
BGMも前の作品に比べると心に来るものはなかったです。
贋作事件はすごく良かったですが、その後の展開が正直微妙でした。
グランドエンド後の話もう~んって感じだった。
鬱エンドを期待したわけではありません。
時坂さんの幸せは心から願ってました。
色んなレビュー見てるとみんな高評価ですが、ほんとに殻虚やったか?って思います。
ほんとにがっかりしました。
過去と真剣に向き合う作品です。
エロゲというカテゴリですが、この作品には過多にその表現はされておらず純粋に一つの作品としての純度を汚さず、美しくしていると思います。
製作者の皆様、長い間、冬子に魅了されていましたがやっと胸をなでおろす気持ちです。
このシリーズの完結を描いていただきありがとうございました。
3部作を最初からプレイしてるからこそ
12年前からプレイしているからこそ、最終作へかける期待が大きく、それが失望にも似た感覚になってしまったのかも知れません。
まず、もはや、別物のゲームになっています。
絵のタッチがかなり変わっており、クオリティが最高だった「虚」のものとは全然違います。
やはり時間が経ちすぎたんでしょうか。
そして、R-18という表記とは裏腹にアダルトシーン一切なし。
「殻」からどんどんシーンが減らされ、今回はもはやゼロです。
カルタグラやクロウカシスにもあったアダルトシーンがないんじゃ、単なるサスペンス系のサウンドノベルとなんら変わりません(声優さんが変更したり、年齢を重ねたことも影響ありかもしれません)。
正直なところ、「殻」が最高傑作でそこから引き延ばしまくって無理くり収めたことから、このようなことになったのかと不満が残る内容でした(「殻」のTrue Endでよかったと思います)。
あと、1作目から出てる人でものすごくアホになっちゃった人がいます。
過去の過ちを後悔してるからこそ、非常に真摯で真面目に接してくる人柄が良かったのに今作では単なる変人になってるんで可哀そうでしたね(設定の変更か?)。
とは言え、京極夏彦系の推理ものをベースとした濃密な展開はハマるし、夢中になってプレイさせる構成は見事です。
今回の犯罪者も自己中極まりない奴らオンリーなので解決した時の爽快感はスカッとしました。
主人公の時坂が迎える最終到着地点はホロリとさせられました。
プレイすることについては一見の価値あるものだと思います。
完結
今までのシリーズをプレイしていた人は買いだと思います
リアルタイムで追いたかった!
僕のようなここ最近になってこのジャンルに入って来た者にはよくあることですが、通してプレイできてしまうためにどこか感動が薄いところがあります。
ですがそれでも、trueエンドは涙無くして見れませんでした。
それと同時にやはり最初期から追いかけていた人達を羨ましく思ってしまいます。
「殻ノ少女」発売から12年、彼らもまた主人公と同じように「殻ノ少女」への偏執を抱え続けたのだと思います。
そして主人公と共に彼らの偏執もこの作品により解かれたのだと思います。
その時に解放された涙は、きっと僕などでは想像もできない重さを持つのだと思います。
レビューというより感想になってしまいましたが、興味を持たれたのでしたら是非一作目「殻ノ少女」からプレイしてみてください。
20000円越えとゲームとしては決して安い買い物ではないですが、誰かの人生の1ページを覗く代金としては安い買い物でしょう。
殻ノ少女三部作 完結編
虚ノ少女
と続いた三部作の完結編。
非常に美しい絵とBGMはそれだけで買う価値があるほど
最初からやってないと意味不明なのでプレイ必須。
なお、前日譚が公式サイトで体験版として配布されていますが
やらなくても大丈夫です。
しっかり本編で体験版部分も回収されます。
むしろそのほうが流れが綺麗に
まとまるので没入したいならむしろやらないほうがいいです。
謎になっていた部分や、前作でパラノイアにとらわれてしまった人達の結末など
すべてが描かれていました。
公式サイトでキャラクターの事を一番に考えて創られたと
書かれていますが、その言葉通りの作品です。
締めとしての満足感は言葉にできないぐらい高いので
過去作プレイ済みの方は是非。
1週目で謎の大枠が明かされ
2週目で各キャラの結末及び心情描写が追加されます。
1週しただけでは終われません。
スタッフの方々のキャラ愛が詰まった作品でした。
マイナス点はHシーンが無いこと、プレイした方はわかるかと思いますが
前作、前々作同様、難易度が高いため選択肢で詰まる可能性があること。
イノグレ史上最高のTrue END
彼がこのシリーズ完結編である「天ノ少女」でどのように救済されるのか、そこに1番の焦点を当てて私はこの作品をプレイしました。
相変わらずシステムは難しく、True ENDへたどり着くのに四苦八苦しましたが、なんとか今作は攻略サイトを見ずにTrue ENDを見ることができました。
ネタバレを防ぐため、詳しくは書けませんが、今回のTrue ENDは全てのイノグレファンを満足させるに足りうる出来だと感じています。
特にクラナドとかヴァイオレット・エヴァーガーデンが好きな人は、あのエンディングを見て泣かない人はいないんじゃないかなと思います。
とにかく、殻ノ少女シリーズを1作目からプレイしている人は攻略難しいけど、頑張ってTrue ENDまでたどり着いて欲しいです。
玲人と〇〇が再開するシーンを見た時、きっと涙で画面が見れなくなる筈ですよ。
殻ノ少女シリーズ完結作
ようやくのシリーズ完結です。
発売元のInnocent Greyさんは途中で全年齢対象作品のFlowersをリリースされており,
シリーズが完結するか心配でしたが,本作を出していただいたことに感謝したいです。
** 本作の良い点
(1) 美しいCG
1枚絵や立ち絵は相変わらず美しく,凄惨なシーンですら思わず見惚れてしまうほど
です。
過去作に比べて絵のタッチが変化していますがストーリーの舞台である戦後の
日本の雰囲気にマッチしていると思いました。
(2) クオリティの高いBGM
うるさくないシックなBGMが揃えられており,没入感を高めてくれています。
各曲も殻ノ少女時代からあるBGMのアレンジになっており,シリーズを通して
プレイしている人であれば感慨深い気持ちになるのではないでしょうか。
特に最終エンディング曲は必聴です。
(3) 魅力的なキャラクター
名演を見せるキャラクターが多かったと思います。
これまでも怪演を見せていた六識はもちろんですが,本作のMVPは八木沼です。
(4) メインストーリー部分については決着を見せた
主人公である時坂玲人と朽木冬子に関する伏線はちゃんと回収されています。
エンディング部分については納得感のある締め方だと思います。
** 本作の悪い点
(1) エロゲーの要件を満たしていない
凄惨描写部分だけでR-18になっているだけのような印象を持ちました。
魅力的なキャラクターが大勢登場するにも関わらず,Hシーンは3回しか存在せず
それも極めて短く薄いです。
一般小説にある少しエロい描写ぐらいの内容です。
(2) 回収されていない伏線や説明不足が目立つ
本作のシナリオは大きく3つのパートから成っていますが,最終パートでドタバタと
全てを強引に畳んでエンディングに持っていった印象を受けました。
結果として
最終エンドは感動しましたが,「なぜ?」がいくつも頭に残ってしまいました。
(特に虚から登場したキャラクターに関しては伏線回収や動機の説明がほぼない)
時坂さんの行く末に、涙です。
時坂さんの表情が、いいッッ!
本当にこの作品に出会えて、よかったなと
三部作おわった今、そう感じています。
三作いっきに遊んだんですけど、あっという間でしたね。
もうとにかく、次々に謎やら伏線やら事件が起きるので
先が気になって読む手が止まらなかったですよ。
すんげーシナリオと構成!
魅力的な人たちの、複雑な人間関係や
楽しい掛け合いも、とても面白かったです。
茅原さんと綿貫先生に遊ばれる
時坂さんと真崎の絵面が楽しくて好きです。
血なまぐさいストーリーの中の癒しポイントでした。
あと、あの人とあの人は結局どうなったの!
っていうのがあってヤキモキするので、
新作とかあったら掘り下げてくれないかなー(チラッ)
イノグレさん。
ありがとうございました!
次回作とか出たらすぐやりますッ!
真崎、俺の妹とはもうやったのか?
魚住! 左遷先で玉落としたか!?
群馬は辺鄙ではない!
と、悶々としながらプレイしました。
とは言え、我らが主人公で名探偵かつぎりぎり不審者の独身中年時坂玲人先生もたいがいなのでこれからプレイする人はどうかそのあたりを生暖かく見守って欲しい。
目が死んでる男共は六識先生に修正されろ。
内容に関しては過去作から登場しているキャラクターにスポットがあたり、三部作ラストエピソードに相応しいものとなっていたのではないか。
凶悪犯罪に立ち向かう人もそうでない人もそれぞれの人生があるわけで、いつまでも同じ関係のままではいられないという諸行無常を感じる。
それはもしかすると己の人生にも当てはまるかもしれないわけで、シリーズの初期あるいはカルタグラから付き合ってきたプレイヤにとってはゲームを通して少なからず胸に去来するものがあるだろう。
プレイヤによっては美少女ゲーム界のドラクエVとも思えるのでは。
シリーズ未プレイでこれを読んでいる方は是非カルタグラ(のリメイク)から通してプレイして欲しい。
3周目?までは同時刻の別キャラの視点シーンの追加あるのでスタッフロールに到達したらとりあえず最初からプレイすることをおすすめします。
未読or選択肢までスキップする機能は今作にもあるのでさほど手間にはならないでしょう。
シリーズ完結
キャラ☆☆☆☆☆(5/5)
CG☆☆☆☆(4/5)
音楽☆☆☆(3/5)
おすすめ度☆☆☆☆☆(5/5)
・ストーリー
殻ノ少女・虚ノ少女・そして天ノ少女、シリーズ3部をプレイしてきたからこそ物語の結末への喪失感そして、ある種の達成感ともいえる感情がありました。
最後の終わり方マジでズルいよあんなの心に刺さるにきまってる。
・キャラ
時坂玲人はこの物語を通して救われたのか、最後シーンはどのような気持ちだったのか考えるだけで胸が締め付けられる。
・CG
事件のCGがとても芸術的でした。
そしてやっぱり最後のCGは最高。
ありがとうございます。
自分はリアルタイムでこの作品を追うことはできませんでしたが、リアルタイムで追っていた人はまた違った感動があったと思います。
シリーズを通してやはりヒロインは冬子なのだと改めて思わされました。
12年経ったからこその稀代の名作
その間にプレイヤーの時間は流れ、人の人生は厚みを増してゆく。
だからこそ大人の鑑賞に耐えゆる名作なのだろうと思います。
一作目が発売された時は年若く、やはり多くの方が「そういう描写」を求めて購入すると同じく私もテレビ等では体験出来ない全年齢という枠越えた刺激的な描写を求めてプレイしていた事を思い出します。
ただ、長時間続編物に期間が空くとどうしても当時の作品に対する目的・熱量・受け取り方に齟齬が出て来てしまいます。
今年18年ぶりに本編新作が発売された「十二国記」が私にとっては正にそれだった。
18年前に夢中になって読み漁った異世界物語は、歳を重ねた今は驚く程文字が目から滑っていき内容も頭に入ってこない。
【題材が違う】と、いうのもあるだろうが
しかしながら、殻の少女シリーズは見事に12年という空白を余りある程きちんと埋めてくれた見事と言わざるをえない作品でした。
Amazon等で定評をみると多くの不評が
「性的描写が少ない」
「シナリオがおざなり」等が目に入る。
しかし、この作品で製作側が表現しようしているのは最早その様な稚拙な段階では決してないと感じます。
この作品には非常に現実的な人間模様が描き出されています。
さっきまで物語の中心に関わっていた人物のその後の顛末が描かれていなかったり。
それらに至った経緯が説明されていなかったり。
でも、だからこそ一作目から歳を重ねた自分にはとてもそれが当たり前の様に感じられます。
何故なら作品に出てくる人物達は他の作品とは違い非常に濃い人間の「生」を全うしているから。
だからこそ、主人公が変にそれに対する経緯を語ろうとせず・描写しようとせず新たな地で新たな生活を営んでいたり。
曖昧な関係のままであったり、夫婦・結婚等はっきりとした形には行き着かないこと。
それぞれがきちんと「生きている」からこそこの表現なのだと思います。
生きていれば互いの人生が交わる時間は一瞬。
偏執を抱えようとも人はそれぞれ生きていきます。
きちんと人間味があるからこその世界観。
素晴らしいの一言です。
本作品はいわゆる「抜き」ではありません。
「猟奇」でもありません。
何年もかかって、年を重ねたからこそ分かる
重厚な、そして現実にはないドラマチックな
物語です。
感謝しかありません。
単体としては意見は出るでしょうが、3作品通して素晴らしいの一言です。
殻ノ少女シリーズ完結作
ようやくのシリーズ完結です。
発売元のInnocent Greyさんは途中で全年齢対象作品のFlowersをリリースされており,
シリーズが完結するか心配でしたが,本作を出していただいたことに感謝したいです。
** 本作の良い点
(1) 美しいCG
1枚絵や立ち絵は相変わらず美しく,凄惨なシーンですら思わず見惚れてしまうほど
です。
過去作に比べて絵のタッチが変化していますがストーリーの舞台である戦後の
日本の雰囲気にマッチしていると思いました。
(2) クオリティの高いBGM
うるさくないシックなBGMが揃えられており,没入感を高めてくれています。
各曲も殻ノ少女時代からあるBGMのアレンジになっており,シリーズを通して
プレイしている人であれば感慨深い気持ちになるのではないでしょうか。
特に最終エンディング曲は必聴です。
(3) 魅力的なキャラクター
名演を見せるキャラクターが多かったと思います。
これまでも怪演を見せていた六識はもちろんですが,本作のMVPは八木沼です。
(4) メインストーリー部分については決着を見せた
主人公である時坂玲人と朽木冬子に関する伏線はちゃんと回収されています。
エンディング部分については納得感のある締め方だと思います。
** 本作の悪い点
(1) エロゲーの要件を満たしていない
凄惨描写部分だけでR-18になっているだけのような印象を持ちました。
魅力的なキャラクターが大勢登場するにも関わらず,Hシーンは3回しか存在せず
それも極めて短く薄いです。
一般小説にある少しエロい描写ぐらいの内容です。
(2) 回収されていない伏線や説明不足が目立つ
本作のシナリオは大きく3つのパートから成っていますが,最終パートでドタバタと
全てを強引に畳んでエンディングに持っていった印象を受けました。
結果として
最終エンドは感動しましたが,「なぜ?」がいくつも頭に残ってしまいました。
(特に虚から登場したキャラクターに関しては伏線回収や動機の説明がほぼない)
感謝しかありません。
単体としては意見は出るでしょうが、3作品通して素晴らしいの一言です。
12年経ったからこその稀代の名作
その間にプレイヤーの時間は流れ、人の人生は厚みを増してゆく。
だからこそ大人の鑑賞に耐えゆる名作なのだろうと思います。
一作目が発売された時は年若く、やはり多くの方が「そういう描写」を求めて購入すると同じく私もテレビ等では体験出来ない全年齢という枠越えた刺激的な描写を求めてプレイしていた事を思い出します。
ただ、長時間続編物に期間が空くとどうしても当時の作品に対する目的・熱量・受け取り方に齟齬が出て来てしまいます。
今年18年ぶりに本編新作が発売された「十二国記」が私にとっては正にそれだった。
18年前に夢中になって読み漁った異世界物語は、歳を重ねた今は驚く程文字が目から滑っていき内容も頭に入ってこない。
【題材が違う】と、いうのもあるだろうが
しかしながら、殻の少女シリーズは見事に12年という空白を余りある程きちんと埋めてくれた見事と言わざるをえない作品でした。
Amazon等で定評をみると多くの不評が
「性的描写が少ない」
「シナリオがおざなり」等が目に入る。
しかし、この作品で製作側が表現しようしているのは最早その様な稚拙な段階では決してないと感じます。
この作品には非常に現実的な人間模様が描き出されています。
さっきまで物語の中心に関わっていた人物のその後の顛末が描かれていなかったり。
それらに至った経緯が説明されていなかったり。
でも、だからこそ一作目から歳を重ねた自分にはとてもそれが当たり前の様に感じられます。
何故なら作品に出てくる人物達は他の作品とは違い非常に濃い人間の「生」を全うしているから。
だからこそ、主人公が変にそれに対する経緯を語ろうとせず・描写しようとせず新たな地で新たな生活を営んでいたり。
曖昧な関係のままであったり、夫婦・結婚等はっきりとした形には行き着かないこと。
それぞれがきちんと「生きている」からこそこの表現なのだと思います。
生きていれば互いの人生が交わる時間は一瞬。
偏執を抱えようとも人はそれぞれ生きていきます。
きちんと人間味があるからこその世界観。
素晴らしいの一言です。
本作品はいわゆる「抜き」ではありません。
「猟奇」でもありません。
何年もかかって、年を重ねたからこそ分かる
重厚な、そして現実にはないドラマチックな
物語です。
完結
今までのシリーズをプレイしていた人は買いだと思います
殻の少女シリーズ完結作品
完結まで15年かかったそうで驚きです。
制作スタッフの皆様お疲れさまでした。
本作は、1作目の「殻ノ少女」、2作目「虚ノ少女」をプレイしないと、本筋の話がいまいちわからない上、感動もないため、過去作のトゥルーエンドまで見てから(もしくは前作までの内容を理解してから)やる作品です。
ご注意ください。
あとどうでもいいことですが、本作にはエロシーンがほぼありません。
絵が美麗でつられてきても、そっちには期待できません。
そっちも期待しているのであれば、同じ会社で本シリーズの前の話にあたる「カルタグラ」をお勧めします。
トゥルーエンドまでプレイしての感想ですが、十分満足できました。
おもわず涙も出ちゃいました。
良かったです。
システム面・ストーリー面等において、1作目からあまり変化が見られず、良くも悪くも、期待通りのまま完結したという印象です。
ただ、ストーリーについて、本作は完結編ということもあってか、偏執感というか、狂気感が随分薄味になったなとは感じました。
なので、シリーズをプレイしてきて、「この後どうなるんだ!
」って思って何年も待っていた人にはお勧めできますが、「本筋の話には興味ないけど、この作品の狂気じみたやつらが好き!
」という人には、お勧めできないです。
私はどちらかというと前者なので満足できましたが、とんでもないBADENDとかも用意してほしかったかな…。
過去と真剣に向き合う作品です。
エロゲというカテゴリですが、この作品には過多にその表現はされておらず純粋に一つの作品としての純度を汚さず、美しくしていると思います。
製作者の皆様、長い間、冬子に魅了されていましたがやっと胸をなでおろす気持ちです。
このシリーズの完結を描いていただきありがとうございました。
真崎、俺の妹とはもうやったのか?
魚住! 左遷先で玉落としたか!?
群馬は辺鄙ではない!
と、悶々としながらプレイしました。
とは言え、我らが主人公で名探偵かつぎりぎり不審者の独身中年時坂玲人先生もたいがいなのでこれからプレイする人はどうかそのあたりを生暖かく見守って欲しい。
目が死んでる男共は六識先生に修正されろ。
内容に関しては過去作から登場しているキャラクターにスポットがあたり、三部作ラストエピソードに相応しいものとなっていたのではないか。
凶悪犯罪に立ち向かう人もそうでない人もそれぞれの人生があるわけで、いつまでも同じ関係のままではいられないという諸行無常を感じる。
それはもしかすると己の人生にも当てはまるかもしれないわけで、シリーズの初期あるいはカルタグラから付き合ってきたプレイヤにとってはゲームを通して少なからず胸に去来するものがあるだろう。
プレイヤによっては美少女ゲーム界のドラクエVとも思えるのでは。
シリーズ未プレイでこれを読んでいる方は是非カルタグラ(のリメイク)から通してプレイして欲しい。
3周目?までは同時刻の別キャラの視点シーンの追加あるのでスタッフロールに到達したらとりあえず最初からプレイすることをおすすめします。
未読or選択肢までスキップする機能は今作にもあるのでさほど手間にはならないでしょう。
イノグレ史上最高のTrue END
彼がこのシリーズ完結編である「天ノ少女」でどのように救済されるのか、そこに1番の焦点を当てて私はこの作品をプレイしました。
相変わらずシステムは難しく、True ENDへたどり着くのに四苦八苦しましたが、なんとか今作は攻略サイトを見ずにTrue ENDを見ることができました。
ネタバレを防ぐため、詳しくは書けませんが、今回のTrue ENDは全てのイノグレファンを満足させるに足りうる出来だと感じています。
特にクラナドとかヴァイオレット・エヴァーガーデンが好きな人は、あのエンディングを見て泣かない人はいないんじゃないかなと思います。
とにかく、殻ノ少女シリーズを1作目からプレイしている人は攻略難しいけど、頑張ってTrue ENDまでたどり着いて欲しいです。
玲人と〇〇が再開するシーンを見た時、きっと涙で画面が見れなくなる筈ですよ。
殻ノ少女三部作 完結編
虚ノ少女
と続いた三部作の完結編。
非常に美しい絵とBGMはそれだけで買う価値があるほど
最初からやってないと意味不明なのでプレイ必須。
なお、前日譚が公式サイトで体験版として配布されていますが
やらなくても大丈夫です。
しっかり本編で体験版部分も回収されます。
むしろそのほうが流れが綺麗に
まとまるので没入したいならむしろやらないほうがいいです。
謎になっていた部分や、前作でパラノイアにとらわれてしまった人達の結末など
すべてが描かれていました。
公式サイトでキャラクターの事を一番に考えて創られたと
書かれていますが、その言葉通りの作品です。
締めとしての満足感は言葉にできないぐらい高いので
過去作プレイ済みの方は是非。
1週目で謎の大枠が明かされ
2週目で各キャラの結末及び心情描写が追加されます。
1週しただけでは終われません。
スタッフの方々のキャラ愛が詰まった作品でした。
マイナス点はHシーンが無いこと、プレイした方はわかるかと思いますが
前作、前々作同様、難易度が高いため選択肢で詰まる可能性があること。
正直期待はずれでした。
虚ノ少女からずっと今か今かと待っていましたが、
期待はずれでした。
BGMも前の作品に比べると心に来るものはなかったです。
贋作事件はすごく良かったですが、その後の展開が正直微妙でした。
グランドエンド後の話もう~んって感じだった。
鬱エンドを期待したわけではありません。
時坂さんの幸せは心から願ってました。
色んなレビュー見てるとみんな高評価ですが、ほんとに殻虚やったか?って思います。
ほんとにがっかりしました。
シリーズ完結
キャラ☆☆☆☆☆(5/5)
CG☆☆☆☆(4/5)
音楽☆☆☆(3/5)
おすすめ度☆☆☆☆☆(5/5)
・ストーリー
殻ノ少女・虚ノ少女・そして天ノ少女、シリーズ3部をプレイしてきたからこそ物語の結末への喪失感そして、ある種の達成感ともいえる感情がありました。
最後の終わり方マジでズルいよあんなの心に刺さるにきまってる。
・キャラ
時坂玲人はこの物語を通して救われたのか、最後シーンはどのような気持ちだったのか考えるだけで胸が締め付けられる。
・CG
事件のCGがとても芸術的でした。
そしてやっぱり最後のCGは最高。
ありがとうございます。
自分はリアルタイムでこの作品を追うことはできませんでしたが、リアルタイムで追っていた人はまた違った感動があったと思います。
シリーズを通してやはりヒロインは冬子なのだと改めて思わされました。
時坂さんの行く末に、涙です。
時坂さんの表情が、いいッッ!
本当にこの作品に出会えて、よかったなと
三部作おわった今、そう感じています。
三作いっきに遊んだんですけど、あっという間でしたね。
もうとにかく、次々に謎やら伏線やら事件が起きるので
先が気になって読む手が止まらなかったですよ。
すんげーシナリオと構成!
魅力的な人たちの、複雑な人間関係や
楽しい掛け合いも、とても面白かったです。
茅原さんと綿貫先生に遊ばれる
時坂さんと真崎の絵面が楽しくて好きです。
血なまぐさいストーリーの中の癒しポイントでした。
あと、あの人とあの人は結局どうなったの!
っていうのがあってヤキモキするので、
新作とかあったら掘り下げてくれないかなー(チラッ)
イノグレさん。
ありがとうございました!
次回作とか出たらすぐやりますッ!
完結編
朽木冬子から依頼された時坂の集大成
シリーズでは1以来のグロさ前回のシリーズですな。
エロは極端に少ない。
ほぼないといった感じですかね。
それと私としては一番に驚いていたのは滝沢アツヤさんの魚住が帰ってきた事
これは言っていいのか、中の声優さん引退宣言していたので2の魚住が消された背景はここにあるとおもってましたから、まさかの帰ってきたのは本当にうれしかった。
ドラマCD含めて時坂の相棒はやっぱり魚住だろうとおもっていたので
八木沼とか真崎に取られていた時はモヤモヤしてましたが、魚住の掛け合いはよかった。
ドラマCD同じく最後は〇〇と結ばれたし、もう感極まりましたよ。
大きく不満はないのですが、一点どうしてもふに落ちなかったのは、TUREエンドに向かってがきちんと解決した話に行かなかった事
それぞれのエンドを纏めてみんなが出そろうから
例えばTRUEエンドだと約3名でません。
2で出ていてたメンツです。
まぁTRUEに行くには結婚式見ないといけないので〇子だけはみれるかな?
でも残りは二人は出やしない。
そこに向かう形でまとめていけばよかったんじゃないかと思うんですよね。
別に最後の二つのエンドは分ける必要があまり感じなかった。
ただTRUEのエンドは憎いもっていきかっただったとつくづくおもいますな。
きしくも全く同じ状況で全く同じ姿で、もしかしたら先天的な肉体も同じな二人が
同じ人物と同じ会話をする事で終わる。
それだけはシリーズを全てやってきて良かった事ですね。
だからシリーズをいままで追ってきた人はやるべきだと思いますよ。
少しエンドに行くのがシビアですが……
シリーズとしてみるなら最高の最終作
ただし今回もまた立ち絵等がガラッと変わってしまっていて最初の方、特に男キャラは違和感が凄かったですが虚同様慣れてしまえば寧ろ好きになりましたね。
シリーズとしてみるなら最高の最終作なのですが虚の完成度と比べるとちょっと劣るかなというのが正直な感想でした。
でもシリーズとしてみるなら最高傑作です。
リアルタイムで追いたかった!
僕のようなここ最近になってこのジャンルに入って来た者にはよくあることですが、通してプレイできてしまうためにどこか感動が薄いところがあります。
ですがそれでも、trueエンドは涙無くして見れませんでした。
それと同時にやはり最初期から追いかけていた人達を羨ましく思ってしまいます。
「殻ノ少女」発売から12年、彼らもまた主人公と同じように「殻ノ少女」への偏執を抱え続けたのだと思います。
そして主人公と共に彼らの偏執もこの作品により解かれたのだと思います。
その時に解放された涙は、きっと僕などでは想像もできない重さを持つのだと思います。
レビューというより感想になってしまいましたが、興味を持たれたのでしたら是非一作目「殻ノ少女」からプレイしてみてください。
20000円越えとゲームとしては決して安い買い物ではないですが、誰かの人生の1ページを覗く代金としては安い買い物でしょう。
3部作を最初からプレイしてるからこそ
12年前からプレイしているからこそ、最終作へかける期待が大きく、それが失望にも似た感覚になってしまったのかも知れません。
まず、もはや、別物のゲームになっています。
絵のタッチがかなり変わっており、クオリティが最高だった「虚」のものとは全然違います。
やはり時間が経ちすぎたんでしょうか。
そして、R-18という表記とは裏腹にアダルトシーン一切なし。
「殻」からどんどんシーンが減らされ、今回はもはやゼロです。
カルタグラやクロウカシスにもあったアダルトシーンがないんじゃ、単なるサスペンス系のサウンドノベルとなんら変わりません(声優さんが変更したり、年齢を重ねたことも影響ありかもしれません)。
正直なところ、「殻」が最高傑作でそこから引き延ばしまくって無理くり収めたことから、このようなことになったのかと不満が残る内容でした(「殻」のTrue Endでよかったと思います)。
あと、1作目から出てる人でものすごくアホになっちゃった人がいます。
過去の過ちを後悔してるからこそ、非常に真摯で真面目に接してくる人柄が良かったのに今作では単なる変人になってるんで可哀そうでしたね(設定の変更か?)。
とは言え、京極夏彦系の推理ものをベースとした濃密な展開はハマるし、夢中になってプレイさせる構成は見事です。
今回の犯罪者も自己中極まりない奴らオンリーなので解決した時の爽快感はスカッとしました。
主人公の時坂が迎える最終到着地点はホロリとさせられました。
プレイすることについては一見の価値あるものだと思います。
時坂さんの行く末に、涙です。
時坂さんの表情が、いいッッ!
本当にこの作品に出会えて、よかったなと
三部作おわった今、そう感じています。
三作いっきに遊んだんですけど、あっという間でしたね。
もうとにかく、次々に謎やら伏線やら事件が起きるので
先が気になって読む手が止まらなかったですよ。
すんげーシナリオと構成!
魅力的な人たちの、複雑な人間関係や
楽しい掛け合いも、とても面白かったです。
茅原さんと綿貫先生に遊ばれる
時坂さんと真崎の絵面が楽しくて好きです。
血なまぐさいストーリーの中の癒しポイントでした。
あと、あの人とあの人は結局どうなったの!
っていうのがあってヤキモキするので、
新作とかあったら掘り下げてくれないかなー(チラッ)
イノグレさん。
ありがとうございました!
次回作とか出たらすぐやりますッ!
シリーズとしてみるなら最高の最終作
ただし今回もまた立ち絵等がガラッと変わってしまっていて最初の方、特に男キャラは違和感が凄かったですが虚同様慣れてしまえば寧ろ好きになりましたね。
シリーズとしてみるなら最高の最終作なのですが虚の完成度と比べるとちょっと劣るかなというのが正直な感想でした。
でもシリーズとしてみるなら最高傑作です。
完結編
朽木冬子から依頼された時坂の集大成
シリーズでは1以来のグロさ前回のシリーズですな。
エロは極端に少ない。
ほぼないといった感じですかね。
それと私としては一番に驚いていたのは滝沢アツヤさんの魚住が帰ってきた事
これは言っていいのか、中の声優さん引退宣言していたので2の魚住が消された背景はここにあるとおもってましたから、まさかの帰ってきたのは本当にうれしかった。
ドラマCD含めて時坂の相棒はやっぱり魚住だろうとおもっていたので
八木沼とか真崎に取られていた時はモヤモヤしてましたが、魚住の掛け合いはよかった。
ドラマCD同じく最後は〇〇と結ばれたし、もう感極まりましたよ。
大きく不満はないのですが、一点どうしてもふに落ちなかったのは、TUREエンドに向かってがきちんと解決した話に行かなかった事
それぞれのエンドを纏めてみんなが出そろうから
例えばTRUEエンドだと約3名でません。
2で出ていてたメンツです。
まぁTRUEに行くには結婚式見ないといけないので〇子だけはみれるかな?
でも残りは二人は出やしない。
そこに向かう形でまとめていけばよかったんじゃないかと思うんですよね。
別に最後の二つのエンドは分ける必要があまり感じなかった。
ただTRUEのエンドは憎いもっていきかっただったとつくづくおもいますな。
きしくも全く同じ状況で全く同じ姿で、もしかしたら先天的な肉体も同じな二人が
同じ人物と同じ会話をする事で終わる。
それだけはシリーズを全てやってきて良かった事ですね。
だからシリーズをいままで追ってきた人はやるべきだと思いますよ。
少しエンドに行くのがシビアですが……
12年経ったからこその稀代の名作
その間にプレイヤーの時間は流れ、人の人生は厚みを増してゆく。
だからこそ大人の鑑賞に耐えゆる名作なのだろうと思います。
一作目が発売された時は年若く、やはり多くの方が「そういう描写」を求めて購入すると同じく私もテレビ等では体験出来ない全年齢という枠越えた刺激的な描写を求めてプレイしていた事を思い出します。
ただ、長時間続編物に期間が空くとどうしても当時の作品に対する目的・熱量・受け取り方に齟齬が出て来てしまいます。
今年18年ぶりに本編新作が発売された「十二国記」が私にとっては正にそれだった。
18年前に夢中になって読み漁った異世界物語は、歳を重ねた今は驚く程文字が目から滑っていき内容も頭に入ってこない。
【題材が違う】と、いうのもあるだろうが
しかしながら、殻の少女シリーズは見事に12年という空白を余りある程きちんと埋めてくれた見事と言わざるをえない作品でした。
Amazon等で定評をみると多くの不評が
「性的描写が少ない」
「シナリオがおざなり」等が目に入る。
しかし、この作品で製作側が表現しようしているのは最早その様な稚拙な段階では決してないと感じます。
この作品には非常に現実的な人間模様が描き出されています。
さっきまで物語の中心に関わっていた人物のその後の顛末が描かれていなかったり。
それらに至った経緯が説明されていなかったり。
でも、だからこそ一作目から歳を重ねた自分にはとてもそれが当たり前の様に感じられます。
何故なら作品に出てくる人物達は他の作品とは違い非常に濃い人間の「生」を全うしているから。
だからこそ、主人公が変にそれに対する経緯を語ろうとせず・描写しようとせず新たな地で新たな生活を営んでいたり。
曖昧な関係のままであったり、夫婦・結婚等はっきりとした形には行き着かないこと。
それぞれがきちんと「生きている」からこそこの表現なのだと思います。
生きていれば互いの人生が交わる時間は一瞬。
偏執を抱えようとも人はそれぞれ生きていきます。
きちんと人間味があるからこその世界観。
素晴らしいの一言です。
本作品はいわゆる「抜き」ではありません。
「猟奇」でもありません。
何年もかかって、年を重ねたからこそ分かる
重厚な、そして現実にはないドラマチックな
物語です。
イノグレ史上最高のTrue END
彼がこのシリーズ完結編である「天ノ少女」でどのように救済されるのか、そこに1番の焦点を当てて私はこの作品をプレイしました。
相変わらずシステムは難しく、True ENDへたどり着くのに四苦八苦しましたが、なんとか今作は攻略サイトを見ずにTrue ENDを見ることができました。
ネタバレを防ぐため、詳しくは書けませんが、今回のTrue ENDは全てのイノグレファンを満足させるに足りうる出来だと感じています。
特にクラナドとかヴァイオレット・エヴァーガーデンが好きな人は、あのエンディングを見て泣かない人はいないんじゃないかなと思います。
とにかく、殻ノ少女シリーズを1作目からプレイしている人は攻略難しいけど、頑張ってTrue ENDまでたどり着いて欲しいです。
玲人と〇〇が再開するシーンを見た時、きっと涙で画面が見れなくなる筈ですよ。
殻ノ少女シリーズ完結作
ようやくのシリーズ完結です。
発売元のInnocent Greyさんは途中で全年齢対象作品のFlowersをリリースされており,
シリーズが完結するか心配でしたが,本作を出していただいたことに感謝したいです。
** 本作の良い点
(1) 美しいCG
1枚絵や立ち絵は相変わらず美しく,凄惨なシーンですら思わず見惚れてしまうほど
です。
過去作に比べて絵のタッチが変化していますがストーリーの舞台である戦後の
日本の雰囲気にマッチしていると思いました。
(2) クオリティの高いBGM
うるさくないシックなBGMが揃えられており,没入感を高めてくれています。
各曲も殻ノ少女時代からあるBGMのアレンジになっており,シリーズを通して
プレイしている人であれば感慨深い気持ちになるのではないでしょうか。
特に最終エンディング曲は必聴です。
(3) 魅力的なキャラクター
名演を見せるキャラクターが多かったと思います。
これまでも怪演を見せていた六識はもちろんですが,本作のMVPは八木沼です。
(4) メインストーリー部分については決着を見せた
主人公である時坂玲人と朽木冬子に関する伏線はちゃんと回収されています。
エンディング部分については納得感のある締め方だと思います。
** 本作の悪い点
(1) エロゲーの要件を満たしていない
凄惨描写部分だけでR-18になっているだけのような印象を持ちました。
魅力的なキャラクターが大勢登場するにも関わらず,Hシーンは3回しか存在せず
それも極めて短く薄いです。
一般小説にある少しエロい描写ぐらいの内容です。
(2) 回収されていない伏線や説明不足が目立つ
本作のシナリオは大きく3つのパートから成っていますが,最終パートでドタバタと
全てを強引に畳んでエンディングに持っていった印象を受けました。
結果として
最終エンドは感動しましたが,「なぜ?」がいくつも頭に残ってしまいました。
(特に虚から登場したキャラクターに関しては伏線回収や動機の説明がほぼない)
リアルタイムで追いたかった!
僕のようなここ最近になってこのジャンルに入って来た者にはよくあることですが、通してプレイできてしまうためにどこか感動が薄いところがあります。
ですがそれでも、trueエンドは涙無くして見れませんでした。
それと同時にやはり最初期から追いかけていた人達を羨ましく思ってしまいます。
「殻ノ少女」発売から12年、彼らもまた主人公と同じように「殻ノ少女」への偏執を抱え続けたのだと思います。
そして主人公と共に彼らの偏執もこの作品により解かれたのだと思います。
その時に解放された涙は、きっと僕などでは想像もできない重さを持つのだと思います。
レビューというより感想になってしまいましたが、興味を持たれたのでしたら是非一作目「殻ノ少女」からプレイしてみてください。
20000円越えとゲームとしては決して安い買い物ではないですが、誰かの人生の1ページを覗く代金としては安い買い物でしょう。
過去と真剣に向き合う作品です。
エロゲというカテゴリですが、この作品には過多にその表現はされておらず純粋に一つの作品としての純度を汚さず、美しくしていると思います。
製作者の皆様、長い間、冬子に魅了されていましたがやっと胸をなでおろす気持ちです。
このシリーズの完結を描いていただきありがとうございました。
殻ノ少女三部作 完結編
虚ノ少女
と続いた三部作の完結編。
非常に美しい絵とBGMはそれだけで買う価値があるほど
最初からやってないと意味不明なのでプレイ必須。
なお、前日譚が公式サイトで体験版として配布されていますが
やらなくても大丈夫です。
しっかり本編で体験版部分も回収されます。
むしろそのほうが流れが綺麗に
まとまるので没入したいならむしろやらないほうがいいです。
謎になっていた部分や、前作でパラノイアにとらわれてしまった人達の結末など
すべてが描かれていました。
公式サイトでキャラクターの事を一番に考えて創られたと
書かれていますが、その言葉通りの作品です。
締めとしての満足感は言葉にできないぐらい高いので
過去作プレイ済みの方は是非。
1週目で謎の大枠が明かされ
2週目で各キャラの結末及び心情描写が追加されます。
1週しただけでは終われません。
スタッフの方々のキャラ愛が詰まった作品でした。
マイナス点はHシーンが無いこと、プレイした方はわかるかと思いますが
前作、前々作同様、難易度が高いため選択肢で詰まる可能性があること。
正直期待はずれでした。
虚ノ少女からずっと今か今かと待っていましたが、
期待はずれでした。
BGMも前の作品に比べると心に来るものはなかったです。
贋作事件はすごく良かったですが、その後の展開が正直微妙でした。
グランドエンド後の話もう~んって感じだった。
鬱エンドを期待したわけではありません。
時坂さんの幸せは心から願ってました。
色んなレビュー見てるとみんな高評価ですが、ほんとに殻虚やったか?って思います。
ほんとにがっかりしました。
3部作を最初からプレイしてるからこそ
12年前からプレイしているからこそ、最終作へかける期待が大きく、それが失望にも似た感覚になってしまったのかも知れません。
まず、もはや、別物のゲームになっています。
絵のタッチがかなり変わっており、クオリティが最高だった「虚」のものとは全然違います。
やはり時間が経ちすぎたんでしょうか。
そして、R-18という表記とは裏腹にアダルトシーン一切なし。
「殻」からどんどんシーンが減らされ、今回はもはやゼロです。
カルタグラやクロウカシスにもあったアダルトシーンがないんじゃ、単なるサスペンス系のサウンドノベルとなんら変わりません(声優さんが変更したり、年齢を重ねたことも影響ありかもしれません)。
正直なところ、「殻」が最高傑作でそこから引き延ばしまくって無理くり収めたことから、このようなことになったのかと不満が残る内容でした(「殻」のTrue Endでよかったと思います)。
あと、1作目から出てる人でものすごくアホになっちゃった人がいます。
過去の過ちを後悔してるからこそ、非常に真摯で真面目に接してくる人柄が良かったのに今作では単なる変人になってるんで可哀そうでしたね(設定の変更か?)。
とは言え、京極夏彦系の推理ものをベースとした濃密な展開はハマるし、夢中になってプレイさせる構成は見事です。
今回の犯罪者も自己中極まりない奴らオンリーなので解決した時の爽快感はスカッとしました。
主人公の時坂が迎える最終到着地点はホロリとさせられました。
プレイすることについては一見の価値あるものだと思います。
殻の少女シリーズ完結作品
完結まで15年かかったそうで驚きです。
制作スタッフの皆様お疲れさまでした。
本作は、1作目の「殻ノ少女」、2作目「虚ノ少女」をプレイしないと、本筋の話がいまいちわからない上、感動もないため、過去作のトゥルーエンドまで見てから(もしくは前作までの内容を理解してから)やる作品です。
ご注意ください。
あとどうでもいいことですが、本作にはエロシーンがほぼありません。
絵が美麗でつられてきても、そっちには期待できません。
そっちも期待しているのであれば、同じ会社で本シリーズの前の話にあたる「カルタグラ」をお勧めします。
トゥルーエンドまでプレイしての感想ですが、十分満足できました。
おもわず涙も出ちゃいました。
良かったです。
システム面・ストーリー面等において、1作目からあまり変化が見られず、良くも悪くも、期待通りのまま完結したという印象です。
ただ、ストーリーについて、本作は完結編ということもあってか、偏執感というか、狂気感が随分薄味になったなとは感じました。
なので、シリーズをプレイしてきて、「この後どうなるんだ!
」って思って何年も待っていた人にはお勧めできますが、「本筋の話には興味ないけど、この作品の狂気じみたやつらが好き!
」という人には、お勧めできないです。
私はどちらかというと前者なので満足できましたが、とんでもないBADENDとかも用意してほしかったかな…。
感謝しかありません。
単体としては意見は出るでしょうが、3作品通して素晴らしいの一言です。
シリーズ完結
キャラ☆☆☆☆☆(5/5)
CG☆☆☆☆(4/5)
音楽☆☆☆(3/5)
おすすめ度☆☆☆☆☆(5/5)
・ストーリー
殻ノ少女・虚ノ少女・そして天ノ少女、シリーズ3部をプレイしてきたからこそ物語の結末への喪失感そして、ある種の達成感ともいえる感情がありました。
最後の終わり方マジでズルいよあんなの心に刺さるにきまってる。
・キャラ
時坂玲人はこの物語を通して救われたのか、最後シーンはどのような気持ちだったのか考えるだけで胸が締め付けられる。
・CG
事件のCGがとても芸術的でした。
そしてやっぱり最後のCGは最高。
ありがとうございます。
自分はリアルタイムでこの作品を追うことはできませんでしたが、リアルタイムで追っていた人はまた違った感動があったと思います。
シリーズを通してやはりヒロインは冬子なのだと改めて思わされました。
真崎、俺の妹とはもうやったのか?
魚住! 左遷先で玉落としたか!?
群馬は辺鄙ではない!
と、悶々としながらプレイしました。
とは言え、我らが主人公で名探偵かつぎりぎり不審者の独身中年時坂玲人先生もたいがいなのでこれからプレイする人はどうかそのあたりを生暖かく見守って欲しい。
目が死んでる男共は六識先生に修正されろ。
内容に関しては過去作から登場しているキャラクターにスポットがあたり、三部作ラストエピソードに相応しいものとなっていたのではないか。
凶悪犯罪に立ち向かう人もそうでない人もそれぞれの人生があるわけで、いつまでも同じ関係のままではいられないという諸行無常を感じる。
それはもしかすると己の人生にも当てはまるかもしれないわけで、シリーズの初期あるいはカルタグラから付き合ってきたプレイヤにとってはゲームを通して少なからず胸に去来するものがあるだろう。
プレイヤによっては美少女ゲーム界のドラクエVとも思えるのでは。
シリーズ未プレイでこれを読んでいる方は是非カルタグラ(のリメイク)から通してプレイして欲しい。
3周目?までは同時刻の別キャラの視点シーンの追加あるのでスタッフロールに到達したらとりあえず最初からプレイすることをおすすめします。
未読or選択肢までスキップする機能は今作にもあるのでさほど手間にはならないでしょう。
完結
今までのシリーズをプレイしていた人は買いだと思います
正直期待はずれでした。
虚ノ少女からずっと今か今かと待っていましたが、
期待はずれでした。
BGMも前の作品に比べると心に来るものはなかったです。
贋作事件はすごく良かったですが、その後の展開が正直微妙でした。
グランドエンド後の話もう~んって感じだった。
鬱エンドを期待したわけではありません。
時坂さんの幸せは心から願ってました。
色んなレビュー見てるとみんな高評価ですが、ほんとに殻虚やったか?って思います。
ほんとにがっかりしました。
殻ノ少女三部作 完結編
虚ノ少女
と続いた三部作の完結編。
非常に美しい絵とBGMはそれだけで買う価値があるほど
最初からやってないと意味不明なのでプレイ必須。
なお、前日譚が公式サイトで体験版として配布されていますが
やらなくても大丈夫です。
しっかり本編で体験版部分も回収されます。
むしろそのほうが流れが綺麗に
まとまるので没入したいならむしろやらないほうがいいです。
謎になっていた部分や、前作でパラノイアにとらわれてしまった人達の結末など
すべてが描かれていました。
公式サイトでキャラクターの事を一番に考えて創られたと
書かれていますが、その言葉通りの作品です。
締めとしての満足感は言葉にできないぐらい高いので
過去作プレイ済みの方は是非。
1週目で謎の大枠が明かされ
2週目で各キャラの結末及び心情描写が追加されます。
1週しただけでは終われません。
スタッフの方々のキャラ愛が詰まった作品でした。
マイナス点はHシーンが無いこと、プレイした方はわかるかと思いますが
前作、前々作同様、難易度が高いため選択肢で詰まる可能性があること。
シリーズ完結
キャラ☆☆☆☆☆(5/5)
CG☆☆☆☆(4/5)
音楽☆☆☆(3/5)
おすすめ度☆☆☆☆☆(5/5)
・ストーリー
殻ノ少女・虚ノ少女・そして天ノ少女、シリーズ3部をプレイしてきたからこそ物語の結末への喪失感そして、ある種の達成感ともいえる感情がありました。
最後の終わり方マジでズルいよあんなの心に刺さるにきまってる。
・キャラ
時坂玲人はこの物語を通して救われたのか、最後シーンはどのような気持ちだったのか考えるだけで胸が締め付けられる。
・CG
事件のCGがとても芸術的でした。
そしてやっぱり最後のCGは最高。
ありがとうございます。
自分はリアルタイムでこの作品を追うことはできませんでしたが、リアルタイムで追っていた人はまた違った感動があったと思います。
シリーズを通してやはりヒロインは冬子なのだと改めて思わされました。
感謝しかありません。
単体としては意見は出るでしょうが、3作品通して素晴らしいの一言です。
完結
今までのシリーズをプレイしていた人は買いだと思います
過去と真剣に向き合う作品です。
エロゲというカテゴリですが、この作品には過多にその表現はされておらず純粋に一つの作品としての純度を汚さず、美しくしていると思います。
製作者の皆様、長い間、冬子に魅了されていましたがやっと胸をなでおろす気持ちです。
このシリーズの完結を描いていただきありがとうございました。
3部作を最初からプレイしてるからこそ
12年前からプレイしているからこそ、最終作へかける期待が大きく、それが失望にも似た感覚になってしまったのかも知れません。
まず、もはや、別物のゲームになっています。
絵のタッチがかなり変わっており、クオリティが最高だった「虚」のものとは全然違います。
やはり時間が経ちすぎたんでしょうか。
そして、R-18という表記とは裏腹にアダルトシーン一切なし。
「殻」からどんどんシーンが減らされ、今回はもはやゼロです。
カルタグラやクロウカシスにもあったアダルトシーンがないんじゃ、単なるサスペンス系のサウンドノベルとなんら変わりません(声優さんが変更したり、年齢を重ねたことも影響ありかもしれません)。
正直なところ、「殻」が最高傑作でそこから引き延ばしまくって無理くり収めたことから、このようなことになったのかと不満が残る内容でした(「殻」のTrue Endでよかったと思います)。
あと、1作目から出てる人でものすごくアホになっちゃった人がいます。
過去の過ちを後悔してるからこそ、非常に真摯で真面目に接してくる人柄が良かったのに今作では単なる変人になってるんで可哀そうでしたね(設定の変更か?)。
とは言え、京極夏彦系の推理ものをベースとした濃密な展開はハマるし、夢中になってプレイさせる構成は見事です。
今回の犯罪者も自己中極まりない奴らオンリーなので解決した時の爽快感はスカッとしました。
主人公の時坂が迎える最終到着地点はホロリとさせられました。
プレイすることについては一見の価値あるものだと思います。
時坂さんの行く末に、涙です。
時坂さんの表情が、いいッッ!
本当にこの作品に出会えて、よかったなと
三部作おわった今、そう感じています。
三作いっきに遊んだんですけど、あっという間でしたね。
もうとにかく、次々に謎やら伏線やら事件が起きるので
先が気になって読む手が止まらなかったですよ。
すんげーシナリオと構成!
魅力的な人たちの、複雑な人間関係や
楽しい掛け合いも、とても面白かったです。
茅原さんと綿貫先生に遊ばれる
時坂さんと真崎の絵面が楽しくて好きです。
血なまぐさいストーリーの中の癒しポイントでした。
あと、あの人とあの人は結局どうなったの!
っていうのがあってヤキモキするので、
新作とかあったら掘り下げてくれないかなー(チラッ)
イノグレさん。
ありがとうございました!
次回作とか出たらすぐやりますッ!
殻の少女シリーズ完結作品
完結まで15年かかったそうで驚きです。
制作スタッフの皆様お疲れさまでした。
本作は、1作目の「殻ノ少女」、2作目「虚ノ少女」をプレイしないと、本筋の話がいまいちわからない上、感動もないため、過去作のトゥルーエンドまで見てから(もしくは前作までの内容を理解してから)やる作品です。
ご注意ください。
あとどうでもいいことですが、本作にはエロシーンがほぼありません。
絵が美麗でつられてきても、そっちには期待できません。
そっちも期待しているのであれば、同じ会社で本シリーズの前の話にあたる「カルタグラ」をお勧めします。
トゥルーエンドまでプレイしての感想ですが、十分満足できました。
おもわず涙も出ちゃいました。
良かったです。
システム面・ストーリー面等において、1作目からあまり変化が見られず、良くも悪くも、期待通りのまま完結したという印象です。
ただ、ストーリーについて、本作は完結編ということもあってか、偏執感というか、狂気感が随分薄味になったなとは感じました。
なので、シリーズをプレイしてきて、「この後どうなるんだ!
」って思って何年も待っていた人にはお勧めできますが、「本筋の話には興味ないけど、この作品の狂気じみたやつらが好き!
」という人には、お勧めできないです。
私はどちらかというと前者なので満足できましたが、とんでもないBADENDとかも用意してほしかったかな…。
12年経ったからこその稀代の名作
その間にプレイヤーの時間は流れ、人の人生は厚みを増してゆく。
だからこそ大人の鑑賞に耐えゆる名作なのだろうと思います。
一作目が発売された時は年若く、やはり多くの方が「そういう描写」を求めて購入すると同じく私もテレビ等では体験出来ない全年齢という枠越えた刺激的な描写を求めてプレイしていた事を思い出します。
ただ、長時間続編物に期間が空くとどうしても当時の作品に対する目的・熱量・受け取り方に齟齬が出て来てしまいます。
今年18年ぶりに本編新作が発売された「十二国記」が私にとっては正にそれだった。
18年前に夢中になって読み漁った異世界物語は、歳を重ねた今は驚く程文字が目から滑っていき内容も頭に入ってこない。
【題材が違う】と、いうのもあるだろうが
しかしながら、殻の少女シリーズは見事に12年という空白を余りある程きちんと埋めてくれた見事と言わざるをえない作品でした。
Amazon等で定評をみると多くの不評が
「性的描写が少ない」
「シナリオがおざなり」等が目に入る。
しかし、この作品で製作側が表現しようしているのは最早その様な稚拙な段階では決してないと感じます。
この作品には非常に現実的な人間模様が描き出されています。
さっきまで物語の中心に関わっていた人物のその後の顛末が描かれていなかったり。
それらに至った経緯が説明されていなかったり。
でも、だからこそ一作目から歳を重ねた自分にはとてもそれが当たり前の様に感じられます。
何故なら作品に出てくる人物達は他の作品とは違い非常に濃い人間の「生」を全うしているから。
だからこそ、主人公が変にそれに対する経緯を語ろうとせず・描写しようとせず新たな地で新たな生活を営んでいたり。
曖昧な関係のままであったり、夫婦・結婚等はっきりとした形には行き着かないこと。
それぞれがきちんと「生きている」からこそこの表現なのだと思います。
生きていれば互いの人生が交わる時間は一瞬。
偏執を抱えようとも人はそれぞれ生きていきます。
きちんと人間味があるからこその世界観。
素晴らしいの一言です。
本作品はいわゆる「抜き」ではありません。
「猟奇」でもありません。
何年もかかって、年を重ねたからこそ分かる
重厚な、そして現実にはないドラマチックな
物語です。
完結編
朽木冬子から依頼された時坂の集大成
シリーズでは1以来のグロさ前回のシリーズですな。
エロは極端に少ない。
ほぼないといった感じですかね。
それと私としては一番に驚いていたのは滝沢アツヤさんの魚住が帰ってきた事
これは言っていいのか、中の声優さん引退宣言していたので2の魚住が消された背景はここにあるとおもってましたから、まさかの帰ってきたのは本当にうれしかった。
ドラマCD含めて時坂の相棒はやっぱり魚住だろうとおもっていたので
八木沼とか真崎に取られていた時はモヤモヤしてましたが、魚住の掛け合いはよかった。
ドラマCD同じく最後は〇〇と結ばれたし、もう感極まりましたよ。
大きく不満はないのですが、一点どうしてもふに落ちなかったのは、TUREエンドに向かってがきちんと解決した話に行かなかった事
それぞれのエンドを纏めてみんなが出そろうから
例えばTRUEエンドだと約3名でません。
2で出ていてたメンツです。
まぁTRUEに行くには結婚式見ないといけないので〇子だけはみれるかな?
でも残りは二人は出やしない。
そこに向かう形でまとめていけばよかったんじゃないかと思うんですよね。
別に最後の二つのエンドは分ける必要があまり感じなかった。
ただTRUEのエンドは憎いもっていきかっただったとつくづくおもいますな。
きしくも全く同じ状況で全く同じ姿で、もしかしたら先天的な肉体も同じな二人が
同じ人物と同じ会話をする事で終わる。
それだけはシリーズを全てやってきて良かった事ですね。
だからシリーズをいままで追ってきた人はやるべきだと思いますよ。
少しエンドに行くのがシビアですが……
真崎、俺の妹とはもうやったのか?
魚住! 左遷先で玉落としたか!?
群馬は辺鄙ではない!
と、悶々としながらプレイしました。
とは言え、我らが主人公で名探偵かつぎりぎり不審者の独身中年時坂玲人先生もたいがいなのでこれからプレイする人はどうかそのあたりを生暖かく見守って欲しい。
目が死んでる男共は六識先生に修正されろ。
内容に関しては過去作から登場しているキャラクターにスポットがあたり、三部作ラストエピソードに相応しいものとなっていたのではないか。
凶悪犯罪に立ち向かう人もそうでない人もそれぞれの人生があるわけで、いつまでも同じ関係のままではいられないという諸行無常を感じる。
それはもしかすると己の人生にも当てはまるかもしれないわけで、シリーズの初期あるいはカルタグラから付き合ってきたプレイヤにとってはゲームを通して少なからず胸に去来するものがあるだろう。
プレイヤによっては美少女ゲーム界のドラクエVとも思えるのでは。
シリーズ未プレイでこれを読んでいる方は是非カルタグラ(のリメイク)から通してプレイして欲しい。
3周目?までは同時刻の別キャラの視点シーンの追加あるのでスタッフロールに到達したらとりあえず最初からプレイすることをおすすめします。
未読or選択肢までスキップする機能は今作にもあるのでさほど手間にはならないでしょう。
イノグレ史上最高のTrue END
彼がこのシリーズ完結編である「天ノ少女」でどのように救済されるのか、そこに1番の焦点を当てて私はこの作品をプレイしました。
相変わらずシステムは難しく、True ENDへたどり着くのに四苦八苦しましたが、なんとか今作は攻略サイトを見ずにTrue ENDを見ることができました。
ネタバレを防ぐため、詳しくは書けませんが、今回のTrue ENDは全てのイノグレファンを満足させるに足りうる出来だと感じています。
特にクラナドとかヴァイオレット・エヴァーガーデンが好きな人は、あのエンディングを見て泣かない人はいないんじゃないかなと思います。
とにかく、殻ノ少女シリーズを1作目からプレイしている人は攻略難しいけど、頑張ってTrue ENDまでたどり着いて欲しいです。
玲人と〇〇が再開するシーンを見た時、きっと涙で画面が見れなくなる筈ですよ。
殻ノ少女シリーズ完結作
ようやくのシリーズ完結です。
発売元のInnocent Greyさんは途中で全年齢対象作品のFlowersをリリースされており,
シリーズが完結するか心配でしたが,本作を出していただいたことに感謝したいです。
** 本作の良い点
(1) 美しいCG
1枚絵や立ち絵は相変わらず美しく,凄惨なシーンですら思わず見惚れてしまうほど
です。
過去作に比べて絵のタッチが変化していますがストーリーの舞台である戦後の
日本の雰囲気にマッチしていると思いました。
(2) クオリティの高いBGM
うるさくないシックなBGMが揃えられており,没入感を高めてくれています。
各曲も殻ノ少女時代からあるBGMのアレンジになっており,シリーズを通して
プレイしている人であれば感慨深い気持ちになるのではないでしょうか。
特に最終エンディング曲は必聴です。
(3) 魅力的なキャラクター
名演を見せるキャラクターが多かったと思います。
これまでも怪演を見せていた六識はもちろんですが,本作のMVPは八木沼です。
(4) メインストーリー部分については決着を見せた
主人公である時坂玲人と朽木冬子に関する伏線はちゃんと回収されています。
エンディング部分については納得感のある締め方だと思います。
** 本作の悪い点
(1) エロゲーの要件を満たしていない
凄惨描写部分だけでR-18になっているだけのような印象を持ちました。
魅力的なキャラクターが大勢登場するにも関わらず,Hシーンは3回しか存在せず
それも極めて短く薄いです。
一般小説にある少しエロい描写ぐらいの内容です。
(2) 回収されていない伏線や説明不足が目立つ
本作のシナリオは大きく3つのパートから成っていますが,最終パートでドタバタと
全てを強引に畳んでエンディングに持っていった印象を受けました。
結果として
最終エンドは感動しましたが,「なぜ?」がいくつも頭に残ってしまいました。
(特に虚から登場したキャラクターに関しては伏線回収や動機の説明がほぼない)
リアルタイムで追いたかった!
僕のようなここ最近になってこのジャンルに入って来た者にはよくあることですが、通してプレイできてしまうためにどこか感動が薄いところがあります。
ですがそれでも、trueエンドは涙無くして見れませんでした。
それと同時にやはり最初期から追いかけていた人達を羨ましく思ってしまいます。
「殻ノ少女」発売から12年、彼らもまた主人公と同じように「殻ノ少女」への偏執を抱え続けたのだと思います。
そして主人公と共に彼らの偏執もこの作品により解かれたのだと思います。
その時に解放された涙は、きっと僕などでは想像もできない重さを持つのだと思います。
レビューというより感想になってしまいましたが、興味を持たれたのでしたら是非一作目「殻ノ少女」からプレイしてみてください。
20000円越えとゲームとしては決して安い買い物ではないですが、誰かの人生の1ページを覗く代金としては安い買い物でしょう。
シリーズとしてみるなら最高の最終作
ただし今回もまた立ち絵等がガラッと変わってしまっていて最初の方、特に男キャラは違和感が凄かったですが虚同様慣れてしまえば寧ろ好きになりましたね。
シリーズとしてみるなら最高の最終作なのですが虚の完成度と比べるとちょっと劣るかなというのが正直な感想でした。
でもシリーズとしてみるなら最高傑作です。
完結編
朽木冬子から依頼された時坂の集大成
シリーズでは1以来のグロさ前回のシリーズですな。
エロは極端に少ない。
ほぼないといった感じですかね。
それと私としては一番に驚いていたのは滝沢アツヤさんの魚住が帰ってきた事
これは言っていいのか、中の声優さん引退宣言していたので2の魚住が消された背景はここにあるとおもってましたから、まさかの帰ってきたのは本当にうれしかった。
ドラマCD含めて時坂の相棒はやっぱり魚住だろうとおもっていたので
八木沼とか真崎に取られていた時はモヤモヤしてましたが、魚住の掛け合いはよかった。
ドラマCD同じく最後は〇〇と結ばれたし、もう感極まりましたよ。
大きく不満はないのですが、一点どうしてもふに落ちなかったのは、TUREエンドに向かってがきちんと解決した話に行かなかった事
それぞれのエンドを纏めてみんなが出そろうから
例えばTRUEエンドだと約3名でません。
2で出ていてたメンツです。
まぁTRUEに行くには結婚式見ないといけないので〇子だけはみれるかな?
でも残りは二人は出やしない。
そこに向かう形でまとめていけばよかったんじゃないかと思うんですよね。
別に最後の二つのエンドは分ける必要があまり感じなかった。
ただTRUEのエンドは憎いもっていきかっただったとつくづくおもいますな。
きしくも全く同じ状況で全く同じ姿で、もしかしたら先天的な肉体も同じな二人が
同じ人物と同じ会話をする事で終わる。
それだけはシリーズを全てやってきて良かった事ですね。
だからシリーズをいままで追ってきた人はやるべきだと思いますよ。
少しエンドに行くのがシビアですが……
殻ノ少女シリーズ完結作
ようやくのシリーズ完結です。
発売元のInnocent Greyさんは途中で全年齢対象作品のFlowersをリリースされており,
シリーズが完結するか心配でしたが,本作を出していただいたことに感謝したいです。
** 本作の良い点
(1) 美しいCG
1枚絵や立ち絵は相変わらず美しく,凄惨なシーンですら思わず見惚れてしまうほど
です。
過去作に比べて絵のタッチが変化していますがストーリーの舞台である戦後の
日本の雰囲気にマッチしていると思いました。
(2) クオリティの高いBGM
うるさくないシックなBGMが揃えられており,没入感を高めてくれています。
各曲も殻ノ少女時代からあるBGMのアレンジになっており,シリーズを通して
プレイしている人であれば感慨深い気持ちになるのではないでしょうか。
特に最終エンディング曲は必聴です。
(3) 魅力的なキャラクター
名演を見せるキャラクターが多かったと思います。
これまでも怪演を見せていた六識はもちろんですが,本作のMVPは八木沼です。
(4) メインストーリー部分については決着を見せた
主人公である時坂玲人と朽木冬子に関する伏線はちゃんと回収されています。
エンディング部分については納得感のある締め方だと思います。
** 本作の悪い点
(1) エロゲーの要件を満たしていない
凄惨描写部分だけでR-18になっているだけのような印象を持ちました。
魅力的なキャラクターが大勢登場するにも関わらず,Hシーンは3回しか存在せず
それも極めて短く薄いです。
一般小説にある少しエロい描写ぐらいの内容です。
(2) 回収されていない伏線や説明不足が目立つ
本作のシナリオは大きく3つのパートから成っていますが,最終パートでドタバタと
全てを強引に畳んでエンディングに持っていった印象を受けました。
結果として
最終エンドは感動しましたが,「なぜ?」がいくつも頭に残ってしまいました。
(特に虚から登場したキャラクターに関しては伏線回収や動機の説明がほぼない)
12年経ったからこその稀代の名作
その間にプレイヤーの時間は流れ、人の人生は厚みを増してゆく。
だからこそ大人の鑑賞に耐えゆる名作なのだろうと思います。
一作目が発売された時は年若く、やはり多くの方が「そういう描写」を求めて購入すると同じく私もテレビ等では体験出来ない全年齢という枠越えた刺激的な描写を求めてプレイしていた事を思い出します。
ただ、長時間続編物に期間が空くとどうしても当時の作品に対する目的・熱量・受け取り方に齟齬が出て来てしまいます。
今年18年ぶりに本編新作が発売された「十二国記」が私にとっては正にそれだった。
18年前に夢中になって読み漁った異世界物語は、歳を重ねた今は驚く程文字が目から滑っていき内容も頭に入ってこない。
【題材が違う】と、いうのもあるだろうが
しかしながら、殻の少女シリーズは見事に12年という空白を余りある程きちんと埋めてくれた見事と言わざるをえない作品でした。
Amazon等で定評をみると多くの不評が
「性的描写が少ない」
「シナリオがおざなり」等が目に入る。
しかし、この作品で製作側が表現しようしているのは最早その様な稚拙な段階では決してないと感じます。
この作品には非常に現実的な人間模様が描き出されています。
さっきまで物語の中心に関わっていた人物のその後の顛末が描かれていなかったり。
それらに至った経緯が説明されていなかったり。
でも、だからこそ一作目から歳を重ねた自分にはとてもそれが当たり前の様に感じられます。
何故なら作品に出てくる人物達は他の作品とは違い非常に濃い人間の「生」を全うしているから。
だからこそ、主人公が変にそれに対する経緯を語ろうとせず・描写しようとせず新たな地で新たな生活を営んでいたり。
曖昧な関係のままであったり、夫婦・結婚等はっきりとした形には行き着かないこと。
それぞれがきちんと「生きている」からこそこの表現なのだと思います。
生きていれば互いの人生が交わる時間は一瞬。
偏執を抱えようとも人はそれぞれ生きていきます。
きちんと人間味があるからこその世界観。
素晴らしいの一言です。
本作品はいわゆる「抜き」ではありません。
「猟奇」でもありません。
何年もかかって、年を重ねたからこそ分かる
重厚な、そして現実にはないドラマチックな
物語です。
殻ノ少女三部作 完結編
虚ノ少女
と続いた三部作の完結編。
非常に美しい絵とBGMはそれだけで買う価値があるほど
最初からやってないと意味不明なのでプレイ必須。
なお、前日譚が公式サイトで体験版として配布されていますが
やらなくても大丈夫です。
しっかり本編で体験版部分も回収されます。
むしろそのほうが流れが綺麗に
まとまるので没入したいならむしろやらないほうがいいです。
謎になっていた部分や、前作でパラノイアにとらわれてしまった人達の結末など
すべてが描かれていました。
公式サイトでキャラクターの事を一番に考えて創られたと
書かれていますが、その言葉通りの作品です。
締めとしての満足感は言葉にできないぐらい高いので
過去作プレイ済みの方は是非。
1週目で謎の大枠が明かされ
2週目で各キャラの結末及び心情描写が追加されます。
1週しただけでは終われません。
スタッフの方々のキャラ愛が詰まった作品でした。
マイナス点はHシーンが無いこと、プレイした方はわかるかと思いますが
前作、前々作同様、難易度が高いため選択肢で詰まる可能性があること。
正直期待はずれでした。
虚ノ少女からずっと今か今かと待っていましたが、
期待はずれでした。
BGMも前の作品に比べると心に来るものはなかったです。
贋作事件はすごく良かったですが、その後の展開が正直微妙でした。
グランドエンド後の話もう~んって感じだった。
鬱エンドを期待したわけではありません。
時坂さんの幸せは心から願ってました。
色んなレビュー見てるとみんな高評価ですが、ほんとに殻虚やったか?って思います。
ほんとにがっかりしました。
過去と真剣に向き合う作品です。
エロゲというカテゴリですが、この作品には過多にその表現はされておらず純粋に一つの作品としての純度を汚さず、美しくしていると思います。
製作者の皆様、長い間、冬子に魅了されていましたがやっと胸をなでおろす気持ちです。
このシリーズの完結を描いていただきありがとうございました。
3部作を最初からプレイしてるからこそ
12年前からプレイしているからこそ、最終作へかける期待が大きく、それが失望にも似た感覚になってしまったのかも知れません。
まず、もはや、別物のゲームになっています。
絵のタッチがかなり変わっており、クオリティが最高だった「虚」のものとは全然違います。
やはり時間が経ちすぎたんでしょうか。
そして、R-18という表記とは裏腹にアダルトシーン一切なし。
「殻」からどんどんシーンが減らされ、今回はもはやゼロです。
カルタグラやクロウカシスにもあったアダルトシーンがないんじゃ、単なるサスペンス系のサウンドノベルとなんら変わりません(声優さんが変更したり、年齢を重ねたことも影響ありかもしれません)。
正直なところ、「殻」が最高傑作でそこから引き延ばしまくって無理くり収めたことから、このようなことになったのかと不満が残る内容でした(「殻」のTrue Endでよかったと思います)。
あと、1作目から出てる人でものすごくアホになっちゃった人がいます。
過去の過ちを後悔してるからこそ、非常に真摯で真面目に接してくる人柄が良かったのに今作では単なる変人になってるんで可哀そうでしたね(設定の変更か?)。
とは言え、京極夏彦系の推理ものをベースとした濃密な展開はハマるし、夢中になってプレイさせる構成は見事です。
今回の犯罪者も自己中極まりない奴らオンリーなので解決した時の爽快感はスカッとしました。
主人公の時坂が迎える最終到着地点はホロリとさせられました。
プレイすることについては一見の価値あるものだと思います。
殻の少女シリーズ完結作品
完結まで15年かかったそうで驚きです。
制作スタッフの皆様お疲れさまでした。
本作は、1作目の「殻ノ少女」、2作目「虚ノ少女」をプレイしないと、本筋の話がいまいちわからない上、感動もないため、過去作のトゥルーエンドまで見てから(もしくは前作までの内容を理解してから)やる作品です。
ご注意ください。
あとどうでもいいことですが、本作にはエロシーンがほぼありません。
絵が美麗でつられてきても、そっちには期待できません。
そっちも期待しているのであれば、同じ会社で本シリーズの前の話にあたる「カルタグラ」をお勧めします。
トゥルーエンドまでプレイしての感想ですが、十分満足できました。
おもわず涙も出ちゃいました。
良かったです。
システム面・ストーリー面等において、1作目からあまり変化が見られず、良くも悪くも、期待通りのまま完結したという印象です。
ただ、ストーリーについて、本作は完結編ということもあってか、偏執感というか、狂気感が随分薄味になったなとは感じました。
なので、シリーズをプレイしてきて、「この後どうなるんだ!
」って思って何年も待っていた人にはお勧めできますが、「本筋の話には興味ないけど、この作品の狂気じみたやつらが好き!
」という人には、お勧めできないです。
私はどちらかというと前者なので満足できましたが、とんでもないBADENDとかも用意してほしかったかな…。
時坂さんの行く末に、涙です。
時坂さんの表情が、いいッッ!
本当にこの作品に出会えて、よかったなと
三部作おわった今、そう感じています。
三作いっきに遊んだんですけど、あっという間でしたね。
もうとにかく、次々に謎やら伏線やら事件が起きるので
先が気になって読む手が止まらなかったですよ。
すんげーシナリオと構成!
魅力的な人たちの、複雑な人間関係や
楽しい掛け合いも、とても面白かったです。
茅原さんと綿貫先生に遊ばれる
時坂さんと真崎の絵面が楽しくて好きです。
血なまぐさいストーリーの中の癒しポイントでした。
あと、あの人とあの人は結局どうなったの!
っていうのがあってヤキモキするので、
新作とかあったら掘り下げてくれないかなー(チラッ)
イノグレさん。
ありがとうございました!
次回作とか出たらすぐやりますッ!
真崎、俺の妹とはもうやったのか?
魚住! 左遷先で玉落としたか!?
群馬は辺鄙ではない!
と、悶々としながらプレイしました。
とは言え、我らが主人公で名探偵かつぎりぎり不審者の独身中年時坂玲人先生もたいがいなのでこれからプレイする人はどうかそのあたりを生暖かく見守って欲しい。
目が死んでる男共は六識先生に修正されろ。
内容に関しては過去作から登場しているキャラクターにスポットがあたり、三部作ラストエピソードに相応しいものとなっていたのではないか。
凶悪犯罪に立ち向かう人もそうでない人もそれぞれの人生があるわけで、いつまでも同じ関係のままではいられないという諸行無常を感じる。
それはもしかすると己の人生にも当てはまるかもしれないわけで、シリーズの初期あるいはカルタグラから付き合ってきたプレイヤにとってはゲームを通して少なからず胸に去来するものがあるだろう。
プレイヤによっては美少女ゲーム界のドラクエVとも思えるのでは。
シリーズ未プレイでこれを読んでいる方は是非カルタグラ(のリメイク)から通してプレイして欲しい。
3周目?までは同時刻の別キャラの視点シーンの追加あるのでスタッフロールに到達したらとりあえず最初からプレイすることをおすすめします。
未読or選択肢までスキップする機能は今作にもあるのでさほど手間にはならないでしょう。
リアルタイムで追いたかった!
僕のようなここ最近になってこのジャンルに入って来た者にはよくあることですが、通してプレイできてしまうためにどこか感動が薄いところがあります。
ですがそれでも、trueエンドは涙無くして見れませんでした。
それと同時にやはり最初期から追いかけていた人達を羨ましく思ってしまいます。
「殻ノ少女」発売から12年、彼らもまた主人公と同じように「殻ノ少女」への偏執を抱え続けたのだと思います。
そして主人公と共に彼らの偏執もこの作品により解かれたのだと思います。
その時に解放された涙は、きっと僕などでは想像もできない重さを持つのだと思います。
レビューというより感想になってしまいましたが、興味を持たれたのでしたら是非一作目「殻ノ少女」からプレイしてみてください。
20000円越えとゲームとしては決して安い買い物ではないですが、誰かの人生の1ページを覗く代金としては安い買い物でしょう。
完結
今までのシリーズをプレイしていた人は買いだと思います
イノグレ史上最高のTrue END
彼がこのシリーズ完結編である「天ノ少女」でどのように救済されるのか、そこに1番の焦点を当てて私はこの作品をプレイしました。
相変わらずシステムは難しく、True ENDへたどり着くのに四苦八苦しましたが、なんとか今作は攻略サイトを見ずにTrue ENDを見ることができました。
ネタバレを防ぐため、詳しくは書けませんが、今回のTrue ENDは全てのイノグレファンを満足させるに足りうる出来だと感じています。
特にクラナドとかヴァイオレット・エヴァーガーデンが好きな人は、あのエンディングを見て泣かない人はいないんじゃないかなと思います。
とにかく、殻ノ少女シリーズを1作目からプレイしている人は攻略難しいけど、頑張ってTrue ENDまでたどり着いて欲しいです。
玲人と〇〇が再開するシーンを見た時、きっと涙で画面が見れなくなる筈ですよ。
シリーズ完結
キャラ☆☆☆☆☆(5/5)
CG☆☆☆☆(4/5)
音楽☆☆☆(3/5)
おすすめ度☆☆☆☆☆(5/5)
・ストーリー
殻ノ少女・虚ノ少女・そして天ノ少女、シリーズ3部をプレイしてきたからこそ物語の結末への喪失感そして、ある種の達成感ともいえる感情がありました。
最後の終わり方マジでズルいよあんなの心に刺さるにきまってる。
・キャラ
時坂玲人はこの物語を通して救われたのか、最後シーンはどのような気持ちだったのか考えるだけで胸が締め付けられる。
・CG
事件のCGがとても芸術的でした。
そしてやっぱり最後のCGは最高。
ありがとうございます。
自分はリアルタイムでこの作品を追うことはできませんでしたが、リアルタイムで追っていた人はまた違った感動があったと思います。
シリーズを通してやはりヒロインは冬子なのだと改めて思わされました。
シリーズとしてみるなら最高の最終作
ただし今回もまた立ち絵等がガラッと変わってしまっていて最初の方、特に男キャラは違和感が凄かったですが虚同様慣れてしまえば寧ろ好きになりましたね。
シリーズとしてみるなら最高の最終作なのですが虚の完成度と比べるとちょっと劣るかなというのが正直な感想でした。
でもシリーズとしてみるなら最高傑作です。
感謝しかありません。
単体としては意見は出るでしょうが、3作品通して素晴らしいの一言です。
完結編
朽木冬子から依頼された時坂の集大成
シリーズでは1以来のグロさ前回のシリーズですな。
エロは極端に少ない。
ほぼないといった感じですかね。
それと私としては一番に驚いていたのは滝沢アツヤさんの魚住が帰ってきた事
これは言っていいのか、中の声優さん引退宣言していたので2の魚住が消された背景はここにあるとおもってましたから、まさかの帰ってきたのは本当にうれしかった。
ドラマCD含めて時坂の相棒はやっぱり魚住だろうとおもっていたので
八木沼とか真崎に取られていた時はモヤモヤしてましたが、魚住の掛け合いはよかった。
ドラマCD同じく最後は〇〇と結ばれたし、もう感極まりましたよ。
大きく不満はないのですが、一点どうしてもふに落ちなかったのは、TUREエンドに向かってがきちんと解決した話に行かなかった事
それぞれのエンドを纏めてみんなが出そろうから
例えばTRUEエンドだと約3名でません。
2で出ていてたメンツです。
まぁTRUEに行くには結婚式見ないといけないので〇子だけはみれるかな?
でも残りは二人は出やしない。
そこに向かう形でまとめていけばよかったんじゃないかと思うんですよね。
別に最後の二つのエンドは分ける必要があまり感じなかった。
ただTRUEのエンドは憎いもっていきかっただったとつくづくおもいますな。
きしくも全く同じ状況で全く同じ姿で、もしかしたら先天的な肉体も同じな二人が
同じ人物と同じ会話をする事で終わる。
それだけはシリーズを全てやってきて良かった事ですね。
だからシリーズをいままで追ってきた人はやるべきだと思いますよ。
少しエンドに行くのがシビアですが……
過去と真剣に向き合う作品です。
エロゲというカテゴリですが、この作品には過多にその表現はされておらず純粋に一つの作品としての純度を汚さず、美しくしていると思います。
製作者の皆様、長い間、冬子に魅了されていましたがやっと胸をなでおろす気持ちです。
このシリーズの完結を描いていただきありがとうございました。
時坂さんの行く末に、涙です。
時坂さんの表情が、いいッッ!
本当にこの作品に出会えて、よかったなと
三部作おわった今、そう感じています。
三作いっきに遊んだんですけど、あっという間でしたね。
もうとにかく、次々に謎やら伏線やら事件が起きるので
先が気になって読む手が止まらなかったですよ。
すんげーシナリオと構成!
魅力的な人たちの、複雑な人間関係や
楽しい掛け合いも、とても面白かったです。
茅原さんと綿貫先生に遊ばれる
時坂さんと真崎の絵面が楽しくて好きです。
血なまぐさいストーリーの中の癒しポイントでした。
あと、あの人とあの人は結局どうなったの!
っていうのがあってヤキモキするので、
新作とかあったら掘り下げてくれないかなー(チラッ)
イノグレさん。
ありがとうございました!
次回作とか出たらすぐやりますッ!
12年経ったからこその稀代の名作
その間にプレイヤーの時間は流れ、人の人生は厚みを増してゆく。
だからこそ大人の鑑賞に耐えゆる名作なのだろうと思います。
一作目が発売された時は年若く、やはり多くの方が「そういう描写」を求めて購入すると同じく私もテレビ等では体験出来ない全年齢という枠越えた刺激的な描写を求めてプレイしていた事を思い出します。
ただ、長時間続編物に期間が空くとどうしても当時の作品に対する目的・熱量・受け取り方に齟齬が出て来てしまいます。
今年18年ぶりに本編新作が発売された「十二国記」が私にとっては正にそれだった。
18年前に夢中になって読み漁った異世界物語は、歳を重ねた今は驚く程文字が目から滑っていき内容も頭に入ってこない。
【題材が違う】と、いうのもあるだろうが
しかしながら、殻の少女シリーズは見事に12年という空白を余りある程きちんと埋めてくれた見事と言わざるをえない作品でした。
Amazon等で定評をみると多くの不評が
「性的描写が少ない」
「シナリオがおざなり」等が目に入る。
しかし、この作品で製作側が表現しようしているのは最早その様な稚拙な段階では決してないと感じます。
この作品には非常に現実的な人間模様が描き出されています。
さっきまで物語の中心に関わっていた人物のその後の顛末が描かれていなかったり。
それらに至った経緯が説明されていなかったり。
でも、だからこそ一作目から歳を重ねた自分にはとてもそれが当たり前の様に感じられます。
何故なら作品に出てくる人物達は他の作品とは違い非常に濃い人間の「生」を全うしているから。
だからこそ、主人公が変にそれに対する経緯を語ろうとせず・描写しようとせず新たな地で新たな生活を営んでいたり。
曖昧な関係のままであったり、夫婦・結婚等はっきりとした形には行き着かないこと。
それぞれがきちんと「生きている」からこそこの表現なのだと思います。
生きていれば互いの人生が交わる時間は一瞬。
偏執を抱えようとも人はそれぞれ生きていきます。
きちんと人間味があるからこその世界観。
素晴らしいの一言です。
本作品はいわゆる「抜き」ではありません。
「猟奇」でもありません。
何年もかかって、年を重ねたからこそ分かる
重厚な、そして現実にはないドラマチックな
物語です。
完結
今までのシリーズをプレイしていた人は買いだと思います
イノグレ史上最高のTrue END
彼がこのシリーズ完結編である「天ノ少女」でどのように救済されるのか、そこに1番の焦点を当てて私はこの作品をプレイしました。
相変わらずシステムは難しく、True ENDへたどり着くのに四苦八苦しましたが、なんとか今作は攻略サイトを見ずにTrue ENDを見ることができました。
ネタバレを防ぐため、詳しくは書けませんが、今回のTrue ENDは全てのイノグレファンを満足させるに足りうる出来だと感じています。
特にクラナドとかヴァイオレット・エヴァーガーデンが好きな人は、あのエンディングを見て泣かない人はいないんじゃないかなと思います。
とにかく、殻ノ少女シリーズを1作目からプレイしている人は攻略難しいけど、頑張ってTrue ENDまでたどり着いて欲しいです。
玲人と〇〇が再開するシーンを見た時、きっと涙で画面が見れなくなる筈ですよ。
殻の少女シリーズ完結作品
完結まで15年かかったそうで驚きです。
制作スタッフの皆様お疲れさまでした。
本作は、1作目の「殻ノ少女」、2作目「虚ノ少女」をプレイしないと、本筋の話がいまいちわからない上、感動もないため、過去作のトゥルーエンドまで見てから(もしくは前作までの内容を理解してから)やる作品です。
ご注意ください。
あとどうでもいいことですが、本作にはエロシーンがほぼありません。
絵が美麗でつられてきても、そっちには期待できません。
そっちも期待しているのであれば、同じ会社で本シリーズの前の話にあたる「カルタグラ」をお勧めします。
トゥルーエンドまでプレイしての感想ですが、十分満足できました。
おもわず涙も出ちゃいました。
良かったです。
システム面・ストーリー面等において、1作目からあまり変化が見られず、良くも悪くも、期待通りのまま完結したという印象です。
ただ、ストーリーについて、本作は完結編ということもあってか、偏執感というか、狂気感が随分薄味になったなとは感じました。
なので、シリーズをプレイしてきて、「この後どうなるんだ!
」って思って何年も待っていた人にはお勧めできますが、「本筋の話には興味ないけど、この作品の狂気じみたやつらが好き!
」という人には、お勧めできないです。
私はどちらかというと前者なので満足できましたが、とんでもないBADENDとかも用意してほしかったかな…。
真崎、俺の妹とはもうやったのか?
魚住! 左遷先で玉落としたか!?
群馬は辺鄙ではない!
と、悶々としながらプレイしました。
とは言え、我らが主人公で名探偵かつぎりぎり不審者の独身中年時坂玲人先生もたいがいなのでこれからプレイする人はどうかそのあたりを生暖かく見守って欲しい。
目が死んでる男共は六識先生に修正されろ。
内容に関しては過去作から登場しているキャラクターにスポットがあたり、三部作ラストエピソードに相応しいものとなっていたのではないか。
凶悪犯罪に立ち向かう人もそうでない人もそれぞれの人生があるわけで、いつまでも同じ関係のままではいられないという諸行無常を感じる。
それはもしかすると己の人生にも当てはまるかもしれないわけで、シリーズの初期あるいはカルタグラから付き合ってきたプレイヤにとってはゲームを通して少なからず胸に去来するものがあるだろう。
プレイヤによっては美少女ゲーム界のドラクエVとも思えるのでは。
シリーズ未プレイでこれを読んでいる方は是非カルタグラ(のリメイク)から通してプレイして欲しい。
3周目?までは同時刻の別キャラの視点シーンの追加あるのでスタッフロールに到達したらとりあえず最初からプレイすることをおすすめします。
未読or選択肢までスキップする機能は今作にもあるのでさほど手間にはならないでしょう。
シリーズ完結
キャラ☆☆☆☆☆(5/5)
CG☆☆☆☆(4/5)
音楽☆☆☆(3/5)
おすすめ度☆☆☆☆☆(5/5)
・ストーリー
殻ノ少女・虚ノ少女・そして天ノ少女、シリーズ3部をプレイしてきたからこそ物語の結末への喪失感そして、ある種の達成感ともいえる感情がありました。
最後の終わり方マジでズルいよあんなの心に刺さるにきまってる。
・キャラ
時坂玲人はこの物語を通して救われたのか、最後シーンはどのような気持ちだったのか考えるだけで胸が締め付けられる。
・CG
事件のCGがとても芸術的でした。
そしてやっぱり最後のCGは最高。
ありがとうございます。
自分はリアルタイムでこの作品を追うことはできませんでしたが、リアルタイムで追っていた人はまた違った感動があったと思います。
シリーズを通してやはりヒロインは冬子なのだと改めて思わされました。
感謝しかありません。
単体としては意見は出るでしょうが、3作品通して素晴らしいの一言です。
殻ノ少女シリーズ完結作
ようやくのシリーズ完結です。
発売元のInnocent Greyさんは途中で全年齢対象作品のFlowersをリリースされており,
シリーズが完結するか心配でしたが,本作を出していただいたことに感謝したいです。
** 本作の良い点
(1) 美しいCG
1枚絵や立ち絵は相変わらず美しく,凄惨なシーンですら思わず見惚れてしまうほど
です。
過去作に比べて絵のタッチが変化していますがストーリーの舞台である戦後の
日本の雰囲気にマッチしていると思いました。
(2) クオリティの高いBGM
うるさくないシックなBGMが揃えられており,没入感を高めてくれています。
各曲も殻ノ少女時代からあるBGMのアレンジになっており,シリーズを通して
プレイしている人であれば感慨深い気持ちになるのではないでしょうか。
特に最終エンディング曲は必聴です。
(3) 魅力的なキャラクター
名演を見せるキャラクターが多かったと思います。
これまでも怪演を見せていた六識はもちろんですが,本作のMVPは八木沼です。
(4) メインストーリー部分については決着を見せた
主人公である時坂玲人と朽木冬子に関する伏線はちゃんと回収されています。
エンディング部分については納得感のある締め方だと思います。
** 本作の悪い点
(1) エロゲーの要件を満たしていない
凄惨描写部分だけでR-18になっているだけのような印象を持ちました。
魅力的なキャラクターが大勢登場するにも関わらず,Hシーンは3回しか存在せず
それも極めて短く薄いです。
一般小説にある少しエロい描写ぐらいの内容です。
(2) 回収されていない伏線や説明不足が目立つ
本作のシナリオは大きく3つのパートから成っていますが,最終パートでドタバタと
全てを強引に畳んでエンディングに持っていった印象を受けました。
結果として
最終エンドは感動しましたが,「なぜ?」がいくつも頭に残ってしまいました。
(特に虚から登場したキャラクターに関しては伏線回収や動機の説明がほぼない)
シリーズとしてみるなら最高の最終作
ただし今回もまた立ち絵等がガラッと変わってしまっていて最初の方、特に男キャラは違和感が凄かったですが虚同様慣れてしまえば寧ろ好きになりましたね。
シリーズとしてみるなら最高の最終作なのですが虚の完成度と比べるとちょっと劣るかなというのが正直な感想でした。
でもシリーズとしてみるなら最高傑作です。
殻ノ少女三部作 完結編
虚ノ少女
と続いた三部作の完結編。
非常に美しい絵とBGMはそれだけで買う価値があるほど
最初からやってないと意味不明なのでプレイ必須。
なお、前日譚が公式サイトで体験版として配布されていますが
やらなくても大丈夫です。
しっかり本編で体験版部分も回収されます。
むしろそのほうが流れが綺麗に
まとまるので没入したいならむしろやらないほうがいいです。
謎になっていた部分や、前作でパラノイアにとらわれてしまった人達の結末など
すべてが描かれていました。
公式サイトでキャラクターの事を一番に考えて創られたと
書かれていますが、その言葉通りの作品です。
締めとしての満足感は言葉にできないぐらい高いので
過去作プレイ済みの方は是非。
1週目で謎の大枠が明かされ
2週目で各キャラの結末及び心情描写が追加されます。
1週しただけでは終われません。
スタッフの方々のキャラ愛が詰まった作品でした。
マイナス点はHシーンが無いこと、プレイした方はわかるかと思いますが
前作、前々作同様、難易度が高いため選択肢で詰まる可能性があること。
正直期待はずれでした。
虚ノ少女からずっと今か今かと待っていましたが、
期待はずれでした。
BGMも前の作品に比べると心に来るものはなかったです。
贋作事件はすごく良かったですが、その後の展開が正直微妙でした。
グランドエンド後の話もう~んって感じだった。
鬱エンドを期待したわけではありません。
時坂さんの幸せは心から願ってました。
色んなレビュー見てるとみんな高評価ですが、ほんとに殻虚やったか?って思います。
ほんとにがっかりしました。
リアルタイムで追いたかった!
僕のようなここ最近になってこのジャンルに入って来た者にはよくあることですが、通してプレイできてしまうためにどこか感動が薄いところがあります。
ですがそれでも、trueエンドは涙無くして見れませんでした。
それと同時にやはり最初期から追いかけていた人達を羨ましく思ってしまいます。
「殻ノ少女」発売から12年、彼らもまた主人公と同じように「殻ノ少女」への偏執を抱え続けたのだと思います。
そして主人公と共に彼らの偏執もこの作品により解かれたのだと思います。
その時に解放された涙は、きっと僕などでは想像もできない重さを持つのだと思います。
レビューというより感想になってしまいましたが、興味を持たれたのでしたら是非一作目「殻ノ少女」からプレイしてみてください。
20000円越えとゲームとしては決して安い買い物ではないですが、誰かの人生の1ページを覗く代金としては安い買い物でしょう。
3部作を最初からプレイしてるからこそ
12年前からプレイしているからこそ、最終作へかける期待が大きく、それが失望にも似た感覚になってしまったのかも知れません。
まず、もはや、別物のゲームになっています。
絵のタッチがかなり変わっており、クオリティが最高だった「虚」のものとは全然違います。
やはり時間が経ちすぎたんでしょうか。
そして、R-18という表記とは裏腹にアダルトシーン一切なし。
「殻」からどんどんシーンが減らされ、今回はもはやゼロです。
カルタグラやクロウカシスにもあったアダルトシーンがないんじゃ、単なるサスペンス系のサウンドノベルとなんら変わりません(声優さんが変更したり、年齢を重ねたことも影響ありかもしれません)。
正直なところ、「殻」が最高傑作でそこから引き延ばしまくって無理くり収めたことから、このようなことになったのかと不満が残る内容でした(「殻」のTrue Endでよかったと思います)。
あと、1作目から出てる人でものすごくアホになっちゃった人がいます。
過去の過ちを後悔してるからこそ、非常に真摯で真面目に接してくる人柄が良かったのに今作では単なる変人になってるんで可哀そうでしたね(設定の変更か?)。
とは言え、京極夏彦系の推理ものをベースとした濃密な展開はハマるし、夢中になってプレイさせる構成は見事です。
今回の犯罪者も自己中極まりない奴らオンリーなので解決した時の爽快感はスカッとしました。
主人公の時坂が迎える最終到着地点はホロリとさせられました。
プレイすることについては一見の価値あるものだと思います。
時坂さんの行く末に、涙です。
時坂さんの表情が、いいッッ!
本当にこの作品に出会えて、よかったなと
三部作おわった今、そう感じています。
三作いっきに遊んだんですけど、あっという間でしたね。
もうとにかく、次々に謎やら伏線やら事件が起きるので
先が気になって読む手が止まらなかったですよ。
すんげーシナリオと構成!
魅力的な人たちの、複雑な人間関係や
楽しい掛け合いも、とても面白かったです。
茅原さんと綿貫先生に遊ばれる
時坂さんと真崎の絵面が楽しくて好きです。
血なまぐさいストーリーの中の癒しポイントでした。
あと、あの人とあの人は結局どうなったの!
っていうのがあってヤキモキするので、
新作とかあったら掘り下げてくれないかなー(チラッ)
イノグレさん。
ありがとうございました!
次回作とか出たらすぐやりますッ!
3部作を最初からプレイしてるからこそ
12年前からプレイしているからこそ、最終作へかける期待が大きく、それが失望にも似た感覚になってしまったのかも知れません。
まず、もはや、別物のゲームになっています。
絵のタッチがかなり変わっており、クオリティが最高だった「虚」のものとは全然違います。
やはり時間が経ちすぎたんでしょうか。
そして、R-18という表記とは裏腹にアダルトシーン一切なし。
「殻」からどんどんシーンが減らされ、今回はもはやゼロです。
カルタグラやクロウカシスにもあったアダルトシーンがないんじゃ、単なるサスペンス系のサウンドノベルとなんら変わりません(声優さんが変更したり、年齢を重ねたことも影響ありかもしれません)。
正直なところ、「殻」が最高傑作でそこから引き延ばしまくって無理くり収めたことから、このようなことになったのかと不満が残る内容でした(「殻」のTrue Endでよかったと思います)。
あと、1作目から出てる人でものすごくアホになっちゃった人がいます。
過去の過ちを後悔してるからこそ、非常に真摯で真面目に接してくる人柄が良かったのに今作では単なる変人になってるんで可哀そうでしたね(設定の変更か?)。
とは言え、京極夏彦系の推理ものをベースとした濃密な展開はハマるし、夢中になってプレイさせる構成は見事です。
今回の犯罪者も自己中極まりない奴らオンリーなので解決した時の爽快感はスカッとしました。
主人公の時坂が迎える最終到着地点はホロリとさせられました。
プレイすることについては一見の価値あるものだと思います。
真崎、俺の妹とはもうやったのか?
魚住! 左遷先で玉落としたか!?
群馬は辺鄙ではない!
と、悶々としながらプレイしました。
とは言え、我らが主人公で名探偵かつぎりぎり不審者の独身中年時坂玲人先生もたいがいなのでこれからプレイする人はどうかそのあたりを生暖かく見守って欲しい。
目が死んでる男共は六識先生に修正されろ。
内容に関しては過去作から登場しているキャラクターにスポットがあたり、三部作ラストエピソードに相応しいものとなっていたのではないか。
凶悪犯罪に立ち向かう人もそうでない人もそれぞれの人生があるわけで、いつまでも同じ関係のままではいられないという諸行無常を感じる。
それはもしかすると己の人生にも当てはまるかもしれないわけで、シリーズの初期あるいはカルタグラから付き合ってきたプレイヤにとってはゲームを通して少なからず胸に去来するものがあるだろう。
プレイヤによっては美少女ゲーム界のドラクエVとも思えるのでは。
シリーズ未プレイでこれを読んでいる方は是非カルタグラ(のリメイク)から通してプレイして欲しい。
3周目?までは同時刻の別キャラの視点シーンの追加あるのでスタッフロールに到達したらとりあえず最初からプレイすることをおすすめします。
未読or選択肢までスキップする機能は今作にもあるのでさほど手間にはならないでしょう。
シリーズ完結
キャラ☆☆☆☆☆(5/5)
CG☆☆☆☆(4/5)
音楽☆☆☆(3/5)
おすすめ度☆☆☆☆☆(5/5)
・ストーリー
殻ノ少女・虚ノ少女・そして天ノ少女、シリーズ3部をプレイしてきたからこそ物語の結末への喪失感そして、ある種の達成感ともいえる感情がありました。
最後の終わり方マジでズルいよあんなの心に刺さるにきまってる。
・キャラ
時坂玲人はこの物語を通して救われたのか、最後シーンはどのような気持ちだったのか考えるだけで胸が締め付けられる。
・CG
事件のCGがとても芸術的でした。
そしてやっぱり最後のCGは最高。
ありがとうございます。
自分はリアルタイムでこの作品を追うことはできませんでしたが、リアルタイムで追っていた人はまた違った感動があったと思います。
シリーズを通してやはりヒロインは冬子なのだと改めて思わされました。
完結
今までのシリーズをプレイしていた人は買いだと思います
過去と真剣に向き合う作品です。
エロゲというカテゴリですが、この作品には過多にその表現はされておらず純粋に一つの作品としての純度を汚さず、美しくしていると思います。
製作者の皆様、長い間、冬子に魅了されていましたがやっと胸をなでおろす気持ちです。
このシリーズの完結を描いていただきありがとうございました。
イノグレ史上最高のTrue END
彼がこのシリーズ完結編である「天ノ少女」でどのように救済されるのか、そこに1番の焦点を当てて私はこの作品をプレイしました。
相変わらずシステムは難しく、True ENDへたどり着くのに四苦八苦しましたが、なんとか今作は攻略サイトを見ずにTrue ENDを見ることができました。
ネタバレを防ぐため、詳しくは書けませんが、今回のTrue ENDは全てのイノグレファンを満足させるに足りうる出来だと感じています。
特にクラナドとかヴァイオレット・エヴァーガーデンが好きな人は、あのエンディングを見て泣かない人はいないんじゃないかなと思います。
とにかく、殻ノ少女シリーズを1作目からプレイしている人は攻略難しいけど、頑張ってTrue ENDまでたどり着いて欲しいです。
玲人と〇〇が再開するシーンを見た時、きっと涙で画面が見れなくなる筈ですよ。
殻ノ少女三部作 完結編
虚ノ少女
と続いた三部作の完結編。
非常に美しい絵とBGMはそれだけで買う価値があるほど
最初からやってないと意味不明なのでプレイ必須。
なお、前日譚が公式サイトで体験版として配布されていますが
やらなくても大丈夫です。
しっかり本編で体験版部分も回収されます。
むしろそのほうが流れが綺麗に
まとまるので没入したいならむしろやらないほうがいいです。
謎になっていた部分や、前作でパラノイアにとらわれてしまった人達の結末など
すべてが描かれていました。
公式サイトでキャラクターの事を一番に考えて創られたと
書かれていますが、その言葉通りの作品です。
締めとしての満足感は言葉にできないぐらい高いので
過去作プレイ済みの方は是非。
1週目で謎の大枠が明かされ
2週目で各キャラの結末及び心情描写が追加されます。
1週しただけでは終われません。
スタッフの方々のキャラ愛が詰まった作品でした。
マイナス点はHシーンが無いこと、プレイした方はわかるかと思いますが
前作、前々作同様、難易度が高いため選択肢で詰まる可能性があること。
リアルタイムで追いたかった!
僕のようなここ最近になってこのジャンルに入って来た者にはよくあることですが、通してプレイできてしまうためにどこか感動が薄いところがあります。
ですがそれでも、trueエンドは涙無くして見れませんでした。
それと同時にやはり最初期から追いかけていた人達を羨ましく思ってしまいます。
「殻ノ少女」発売から12年、彼らもまた主人公と同じように「殻ノ少女」への偏執を抱え続けたのだと思います。
そして主人公と共に彼らの偏執もこの作品により解かれたのだと思います。
その時に解放された涙は、きっと僕などでは想像もできない重さを持つのだと思います。
レビューというより感想になってしまいましたが、興味を持たれたのでしたら是非一作目「殻ノ少女」からプレイしてみてください。
20000円越えとゲームとしては決して安い買い物ではないですが、誰かの人生の1ページを覗く代金としては安い買い物でしょう。
殻ノ少女シリーズ完結作
ようやくのシリーズ完結です。
発売元のInnocent Greyさんは途中で全年齢対象作品のFlowersをリリースされており,
シリーズが完結するか心配でしたが,本作を出していただいたことに感謝したいです。
** 本作の良い点
(1) 美しいCG
1枚絵や立ち絵は相変わらず美しく,凄惨なシーンですら思わず見惚れてしまうほど
です。
過去作に比べて絵のタッチが変化していますがストーリーの舞台である戦後の
日本の雰囲気にマッチしていると思いました。
(2) クオリティの高いBGM
うるさくないシックなBGMが揃えられており,没入感を高めてくれています。
各曲も殻ノ少女時代からあるBGMのアレンジになっており,シリーズを通して
プレイしている人であれば感慨深い気持ちになるのではないでしょうか。
特に最終エンディング曲は必聴です。
(3) 魅力的なキャラクター
名演を見せるキャラクターが多かったと思います。
これまでも怪演を見せていた六識はもちろんですが,本作のMVPは八木沼です。
(4) メインストーリー部分については決着を見せた
主人公である時坂玲人と朽木冬子に関する伏線はちゃんと回収されています。
エンディング部分については納得感のある締め方だと思います。
** 本作の悪い点
(1) エロゲーの要件を満たしていない
凄惨描写部分だけでR-18になっているだけのような印象を持ちました。
魅力的なキャラクターが大勢登場するにも関わらず,Hシーンは3回しか存在せず
それも極めて短く薄いです。
一般小説にある少しエロい描写ぐらいの内容です。
(2) 回収されていない伏線や説明不足が目立つ
本作のシナリオは大きく3つのパートから成っていますが,最終パートでドタバタと
全てを強引に畳んでエンディングに持っていった印象を受けました。
結果として
最終エンドは感動しましたが,「なぜ?」がいくつも頭に残ってしまいました。
(特に虚から登場したキャラクターに関しては伏線回収や動機の説明がほぼない)
シリーズとしてみるなら最高の最終作
ただし今回もまた立ち絵等がガラッと変わってしまっていて最初の方、特に男キャラは違和感が凄かったですが虚同様慣れてしまえば寧ろ好きになりましたね。
シリーズとしてみるなら最高の最終作なのですが虚の完成度と比べるとちょっと劣るかなというのが正直な感想でした。
でもシリーズとしてみるなら最高傑作です。
正直期待はずれでした。
虚ノ少女からずっと今か今かと待っていましたが、
期待はずれでした。
BGMも前の作品に比べると心に来るものはなかったです。
贋作事件はすごく良かったですが、その後の展開が正直微妙でした。
グランドエンド後の話もう~んって感じだった。
鬱エンドを期待したわけではありません。
時坂さんの幸せは心から願ってました。
色んなレビュー見てるとみんな高評価ですが、ほんとに殻虚やったか?って思います。
ほんとにがっかりしました。
感謝しかありません。
単体としては意見は出るでしょうが、3作品通して素晴らしいの一言です。
完結編
朽木冬子から依頼された時坂の集大成
シリーズでは1以来のグロさ前回のシリーズですな。
エロは極端に少ない。
ほぼないといった感じですかね。
それと私としては一番に驚いていたのは滝沢アツヤさんの魚住が帰ってきた事
これは言っていいのか、中の声優さん引退宣言していたので2の魚住が消された背景はここにあるとおもってましたから、まさかの帰ってきたのは本当にうれしかった。
ドラマCD含めて時坂の相棒はやっぱり魚住だろうとおもっていたので
八木沼とか真崎に取られていた時はモヤモヤしてましたが、魚住の掛け合いはよかった。
ドラマCD同じく最後は〇〇と結ばれたし、もう感極まりましたよ。
大きく不満はないのですが、一点どうしてもふに落ちなかったのは、TUREエンドに向かってがきちんと解決した話に行かなかった事
それぞれのエンドを纏めてみんなが出そろうから
例えばTRUEエンドだと約3名でません。
2で出ていてたメンツです。
まぁTRUEに行くには結婚式見ないといけないので〇子だけはみれるかな?
でも残りは二人は出やしない。
そこに向かう形でまとめていけばよかったんじゃないかと思うんですよね。
別に最後の二つのエンドは分ける必要があまり感じなかった。
ただTRUEのエンドは憎いもっていきかっただったとつくづくおもいますな。
きしくも全く同じ状況で全く同じ姿で、もしかしたら先天的な肉体も同じな二人が
同じ人物と同じ会話をする事で終わる。
それだけはシリーズを全てやってきて良かった事ですね。
だからシリーズをいままで追ってきた人はやるべきだと思いますよ。
少しエンドに行くのがシビアですが……
12年経ったからこその稀代の名作
その間にプレイヤーの時間は流れ、人の人生は厚みを増してゆく。
だからこそ大人の鑑賞に耐えゆる名作なのだろうと思います。
一作目が発売された時は年若く、やはり多くの方が「そういう描写」を求めて購入すると同じく私もテレビ等では体験出来ない全年齢という枠越えた刺激的な描写を求めてプレイしていた事を思い出します。
ただ、長時間続編物に期間が空くとどうしても当時の作品に対する目的・熱量・受け取り方に齟齬が出て来てしまいます。
今年18年ぶりに本編新作が発売された「十二国記」が私にとっては正にそれだった。
18年前に夢中になって読み漁った異世界物語は、歳を重ねた今は驚く程文字が目から滑っていき内容も頭に入ってこない。
【題材が違う】と、いうのもあるだろうが
しかしながら、殻の少女シリーズは見事に12年という空白を余りある程きちんと埋めてくれた見事と言わざるをえない作品でした。
Amazon等で定評をみると多くの不評が
「性的描写が少ない」
「シナリオがおざなり」等が目に入る。
しかし、この作品で製作側が表現しようしているのは最早その様な稚拙な段階では決してないと感じます。
この作品には非常に現実的な人間模様が描き出されています。
さっきまで物語の中心に関わっていた人物のその後の顛末が描かれていなかったり。
それらに至った経緯が説明されていなかったり。
でも、だからこそ一作目から歳を重ねた自分にはとてもそれが当たり前の様に感じられます。
何故なら作品に出てくる人物達は他の作品とは違い非常に濃い人間の「生」を全うしているから。
だからこそ、主人公が変にそれに対する経緯を語ろうとせず・描写しようとせず新たな地で新たな生活を営んでいたり。
曖昧な関係のままであったり、夫婦・結婚等はっきりとした形には行き着かないこと。
それぞれがきちんと「生きている」からこそこの表現なのだと思います。
生きていれば互いの人生が交わる時間は一瞬。
偏執を抱えようとも人はそれぞれ生きていきます。
きちんと人間味があるからこその世界観。
素晴らしいの一言です。
本作品はいわゆる「抜き」ではありません。
「猟奇」でもありません。
何年もかかって、年を重ねたからこそ分かる
重厚な、そして現実にはないドラマチックな
物語です。
殻の少女シリーズ完結作品
完結まで15年かかったそうで驚きです。
制作スタッフの皆様お疲れさまでした。
本作は、1作目の「殻ノ少女」、2作目「虚ノ少女」をプレイしないと、本筋の話がいまいちわからない上、感動もないため、過去作のトゥルーエンドまで見てから(もしくは前作までの内容を理解してから)やる作品です。
ご注意ください。
あとどうでもいいことですが、本作にはエロシーンがほぼありません。
絵が美麗でつられてきても、そっちには期待できません。
そっちも期待しているのであれば、同じ会社で本シリーズの前の話にあたる「カルタグラ」をお勧めします。
トゥルーエンドまでプレイしての感想ですが、十分満足できました。
おもわず涙も出ちゃいました。
良かったです。
システム面・ストーリー面等において、1作目からあまり変化が見られず、良くも悪くも、期待通りのまま完結したという印象です。
ただ、ストーリーについて、本作は完結編ということもあってか、偏執感というか、狂気感が随分薄味になったなとは感じました。
なので、シリーズをプレイしてきて、「この後どうなるんだ!
」って思って何年も待っていた人にはお勧めできますが、「本筋の話には興味ないけど、この作品の狂気じみたやつらが好き!
」という人には、お勧めできないです。
私はどちらかというと前者なので満足できましたが、とんでもないBADENDとかも用意してほしかったかな…。
シリーズ完結
キャラ☆☆☆☆☆(5/5)
CG☆☆☆☆(4/5)
音楽☆☆☆(3/5)
おすすめ度☆☆☆☆☆(5/5)
・ストーリー
殻ノ少女・虚ノ少女・そして天ノ少女、シリーズ3部をプレイしてきたからこそ物語の結末への喪失感そして、ある種の達成感ともいえる感情がありました。
最後の終わり方マジでズルいよあんなの心に刺さるにきまってる。
・キャラ
時坂玲人はこの物語を通して救われたのか、最後シーンはどのような気持ちだったのか考えるだけで胸が締め付けられる。
・CG
事件のCGがとても芸術的でした。
そしてやっぱり最後のCGは最高。
ありがとうございます。
自分はリアルタイムでこの作品を追うことはできませんでしたが、リアルタイムで追っていた人はまた違った感動があったと思います。
シリーズを通してやはりヒロインは冬子なのだと改めて思わされました。
殻ノ少女シリーズ完結作
ようやくのシリーズ完結です。
発売元のInnocent Greyさんは途中で全年齢対象作品のFlowersをリリースされており,
シリーズが完結するか心配でしたが,本作を出していただいたことに感謝したいです。
** 本作の良い点
(1) 美しいCG
1枚絵や立ち絵は相変わらず美しく,凄惨なシーンですら思わず見惚れてしまうほど
です。
過去作に比べて絵のタッチが変化していますがストーリーの舞台である戦後の
日本の雰囲気にマッチしていると思いました。
(2) クオリティの高いBGM
うるさくないシックなBGMが揃えられており,没入感を高めてくれています。
各曲も殻ノ少女時代からあるBGMのアレンジになっており,シリーズを通して
プレイしている人であれば感慨深い気持ちになるのではないでしょうか。
特に最終エンディング曲は必聴です。
(3) 魅力的なキャラクター
名演を見せるキャラクターが多かったと思います。
これまでも怪演を見せていた六識はもちろんですが,本作のMVPは八木沼です。
(4) メインストーリー部分については決着を見せた
主人公である時坂玲人と朽木冬子に関する伏線はちゃんと回収されています。
エンディング部分については納得感のある締め方だと思います。
** 本作の悪い点
(1) エロゲーの要件を満たしていない
凄惨描写部分だけでR-18になっているだけのような印象を持ちました。
魅力的なキャラクターが大勢登場するにも関わらず,Hシーンは3回しか存在せず
それも極めて短く薄いです。
一般小説にある少しエロい描写ぐらいの内容です。
(2) 回収されていない伏線や説明不足が目立つ
本作のシナリオは大きく3つのパートから成っていますが,最終パートでドタバタと
全てを強引に畳んでエンディングに持っていった印象を受けました。
結果として
最終エンドは感動しましたが,「なぜ?」がいくつも頭に残ってしまいました。
(特に虚から登場したキャラクターに関しては伏線回収や動機の説明がほぼない)
正直期待はずれでした。
虚ノ少女からずっと今か今かと待っていましたが、
期待はずれでした。
BGMも前の作品に比べると心に来るものはなかったです。
贋作事件はすごく良かったですが、その後の展開が正直微妙でした。
グランドエンド後の話もう~んって感じだった。
鬱エンドを期待したわけではありません。
時坂さんの幸せは心から願ってました。
色んなレビュー見てるとみんな高評価ですが、ほんとに殻虚やったか?って思います。
ほんとにがっかりしました。
真崎、俺の妹とはもうやったのか?
魚住! 左遷先で玉落としたか!?
群馬は辺鄙ではない!
と、悶々としながらプレイしました。
とは言え、我らが主人公で名探偵かつぎりぎり不審者の独身中年時坂玲人先生もたいがいなのでこれからプレイする人はどうかそのあたりを生暖かく見守って欲しい。
目が死んでる男共は六識先生に修正されろ。
内容に関しては過去作から登場しているキャラクターにスポットがあたり、三部作ラストエピソードに相応しいものとなっていたのではないか。
凶悪犯罪に立ち向かう人もそうでない人もそれぞれの人生があるわけで、いつまでも同じ関係のままではいられないという諸行無常を感じる。
それはもしかすると己の人生にも当てはまるかもしれないわけで、シリーズの初期あるいはカルタグラから付き合ってきたプレイヤにとってはゲームを通して少なからず胸に去来するものがあるだろう。
プレイヤによっては美少女ゲーム界のドラクエVとも思えるのでは。
シリーズ未プレイでこれを読んでいる方は是非カルタグラ(のリメイク)から通してプレイして欲しい。
3周目?までは同時刻の別キャラの視点シーンの追加あるのでスタッフロールに到達したらとりあえず最初からプレイすることをおすすめします。
未読or選択肢までスキップする機能は今作にもあるのでさほど手間にはならないでしょう。
イノグレ史上最高のTrue END
彼がこのシリーズ完結編である「天ノ少女」でどのように救済されるのか、そこに1番の焦点を当てて私はこの作品をプレイしました。
相変わらずシステムは難しく、True ENDへたどり着くのに四苦八苦しましたが、なんとか今作は攻略サイトを見ずにTrue ENDを見ることができました。
ネタバレを防ぐため、詳しくは書けませんが、今回のTrue ENDは全てのイノグレファンを満足させるに足りうる出来だと感じています。
特にクラナドとかヴァイオレット・エヴァーガーデンが好きな人は、あのエンディングを見て泣かない人はいないんじゃないかなと思います。
とにかく、殻ノ少女シリーズを1作目からプレイしている人は攻略難しいけど、頑張ってTrue ENDまでたどり着いて欲しいです。
玲人と〇〇が再開するシーンを見た時、きっと涙で画面が見れなくなる筈ですよ。
12年経ったからこその稀代の名作
その間にプレイヤーの時間は流れ、人の人生は厚みを増してゆく。
だからこそ大人の鑑賞に耐えゆる名作なのだろうと思います。
一作目が発売された時は年若く、やはり多くの方が「そういう描写」を求めて購入すると同じく私もテレビ等では体験出来ない全年齢という枠越えた刺激的な描写を求めてプレイしていた事を思い出します。
ただ、長時間続編物に期間が空くとどうしても当時の作品に対する目的・熱量・受け取り方に齟齬が出て来てしまいます。
今年18年ぶりに本編新作が発売された「十二国記」が私にとっては正にそれだった。
18年前に夢中になって読み漁った異世界物語は、歳を重ねた今は驚く程文字が目から滑っていき内容も頭に入ってこない。
【題材が違う】と、いうのもあるだろうが
しかしながら、殻の少女シリーズは見事に12年という空白を余りある程きちんと埋めてくれた見事と言わざるをえない作品でした。
Amazon等で定評をみると多くの不評が
「性的描写が少ない」
「シナリオがおざなり」等が目に入る。
しかし、この作品で製作側が表現しようしているのは最早その様な稚拙な段階では決してないと感じます。
この作品には非常に現実的な人間模様が描き出されています。
さっきまで物語の中心に関わっていた人物のその後の顛末が描かれていなかったり。
それらに至った経緯が説明されていなかったり。
でも、だからこそ一作目から歳を重ねた自分にはとてもそれが当たり前の様に感じられます。
何故なら作品に出てくる人物達は他の作品とは違い非常に濃い人間の「生」を全うしているから。
だからこそ、主人公が変にそれに対する経緯を語ろうとせず・描写しようとせず新たな地で新たな生活を営んでいたり。
曖昧な関係のままであったり、夫婦・結婚等はっきりとした形には行き着かないこと。
それぞれがきちんと「生きている」からこそこの表現なのだと思います。
生きていれば互いの人生が交わる時間は一瞬。
偏執を抱えようとも人はそれぞれ生きていきます。
きちんと人間味があるからこその世界観。
素晴らしいの一言です。
本作品はいわゆる「抜き」ではありません。
「猟奇」でもありません。
何年もかかって、年を重ねたからこそ分かる
重厚な、そして現実にはないドラマチックな
物語です。
3部作を最初からプレイしてるからこそ
12年前からプレイしているからこそ、最終作へかける期待が大きく、それが失望にも似た感覚になってしまったのかも知れません。
まず、もはや、別物のゲームになっています。
絵のタッチがかなり変わっており、クオリティが最高だった「虚」のものとは全然違います。
やはり時間が経ちすぎたんでしょうか。
そして、R-18という表記とは裏腹にアダルトシーン一切なし。
「殻」からどんどんシーンが減らされ、今回はもはやゼロです。
カルタグラやクロウカシスにもあったアダルトシーンがないんじゃ、単なるサスペンス系のサウンドノベルとなんら変わりません(声優さんが変更したり、年齢を重ねたことも影響ありかもしれません)。
正直なところ、「殻」が最高傑作でそこから引き延ばしまくって無理くり収めたことから、このようなことになったのかと不満が残る内容でした(「殻」のTrue Endでよかったと思います)。
あと、1作目から出てる人でものすごくアホになっちゃった人がいます。
過去の過ちを後悔してるからこそ、非常に真摯で真面目に接してくる人柄が良かったのに今作では単なる変人になってるんで可哀そうでしたね(設定の変更か?)。
とは言え、京極夏彦系の推理ものをベースとした濃密な展開はハマるし、夢中になってプレイさせる構成は見事です。
今回の犯罪者も自己中極まりない奴らオンリーなので解決した時の爽快感はスカッとしました。
主人公の時坂が迎える最終到着地点はホロリとさせられました。
プレイすることについては一見の価値あるものだと思います。
殻の少女シリーズ完結作品
完結まで15年かかったそうで驚きです。
制作スタッフの皆様お疲れさまでした。
本作は、1作目の「殻ノ少女」、2作目「虚ノ少女」をプレイしないと、本筋の話がいまいちわからない上、感動もないため、過去作のトゥルーエンドまで見てから(もしくは前作までの内容を理解してから)やる作品です。
ご注意ください。
あとどうでもいいことですが、本作にはエロシーンがほぼありません。
絵が美麗でつられてきても、そっちには期待できません。
そっちも期待しているのであれば、同じ会社で本シリーズの前の話にあたる「カルタグラ」をお勧めします。
トゥルーエンドまでプレイしての感想ですが、十分満足できました。
おもわず涙も出ちゃいました。
良かったです。
システム面・ストーリー面等において、1作目からあまり変化が見られず、良くも悪くも、期待通りのまま完結したという印象です。
ただ、ストーリーについて、本作は完結編ということもあってか、偏執感というか、狂気感が随分薄味になったなとは感じました。
なので、シリーズをプレイしてきて、「この後どうなるんだ!
」って思って何年も待っていた人にはお勧めできますが、「本筋の話には興味ないけど、この作品の狂気じみたやつらが好き!
」という人には、お勧めできないです。
私はどちらかというと前者なので満足できましたが、とんでもないBADENDとかも用意してほしかったかな…。
完結編
朽木冬子から依頼された時坂の集大成
シリーズでは1以来のグロさ前回のシリーズですな。
エロは極端に少ない。
ほぼないといった感じですかね。
それと私としては一番に驚いていたのは滝沢アツヤさんの魚住が帰ってきた事
これは言っていいのか、中の声優さん引退宣言していたので2の魚住が消された背景はここにあるとおもってましたから、まさかの帰ってきたのは本当にうれしかった。
ドラマCD含めて時坂の相棒はやっぱり魚住だろうとおもっていたので
八木沼とか真崎に取られていた時はモヤモヤしてましたが、魚住の掛け合いはよかった。
ドラマCD同じく最後は〇〇と結ばれたし、もう感極まりましたよ。
大きく不満はないのですが、一点どうしてもふに落ちなかったのは、TUREエンドに向かってがきちんと解決した話に行かなかった事
それぞれのエンドを纏めてみんなが出そろうから
例えばTRUEエンドだと約3名でません。
2で出ていてたメンツです。
まぁTRUEに行くには結婚式見ないといけないので〇子だけはみれるかな?
でも残りは二人は出やしない。
そこに向かう形でまとめていけばよかったんじゃないかと思うんですよね。
別に最後の二つのエンドは分ける必要があまり感じなかった。
ただTRUEのエンドは憎いもっていきかっただったとつくづくおもいますな。
きしくも全く同じ状況で全く同じ姿で、もしかしたら先天的な肉体も同じな二人が
同じ人物と同じ会話をする事で終わる。
それだけはシリーズを全てやってきて良かった事ですね。
だからシリーズをいままで追ってきた人はやるべきだと思いますよ。
少しエンドに行くのがシビアですが……
過去と真剣に向き合う作品です。
エロゲというカテゴリですが、この作品には過多にその表現はされておらず純粋に一つの作品としての純度を汚さず、美しくしていると思います。
製作者の皆様、長い間、冬子に魅了されていましたがやっと胸をなでおろす気持ちです。
このシリーズの完結を描いていただきありがとうございました。
リアルタイムで追いたかった!
僕のようなここ最近になってこのジャンルに入って来た者にはよくあることですが、通してプレイできてしまうためにどこか感動が薄いところがあります。
ですがそれでも、trueエンドは涙無くして見れませんでした。
それと同時にやはり最初期から追いかけていた人達を羨ましく思ってしまいます。
「殻ノ少女」発売から12年、彼らもまた主人公と同じように「殻ノ少女」への偏執を抱え続けたのだと思います。
そして主人公と共に彼らの偏執もこの作品により解かれたのだと思います。
その時に解放された涙は、きっと僕などでは想像もできない重さを持つのだと思います。
レビューというより感想になってしまいましたが、興味を持たれたのでしたら是非一作目「殻ノ少女」からプレイしてみてください。
20000円越えとゲームとしては決して安い買い物ではないですが、誰かの人生の1ページを覗く代金としては安い買い物でしょう。
殻ノ少女三部作 完結編
虚ノ少女
と続いた三部作の完結編。
非常に美しい絵とBGMはそれだけで買う価値があるほど
最初からやってないと意味不明なのでプレイ必須。
なお、前日譚が公式サイトで体験版として配布されていますが
やらなくても大丈夫です。
しっかり本編で体験版部分も回収されます。
むしろそのほうが流れが綺麗に
まとまるので没入したいならむしろやらないほうがいいです。
謎になっていた部分や、前作でパラノイアにとらわれてしまった人達の結末など
すべてが描かれていました。
公式サイトでキャラクターの事を一番に考えて創られたと
書かれていますが、その言葉通りの作品です。
締めとしての満足感は言葉にできないぐらい高いので
過去作プレイ済みの方は是非。
1週目で謎の大枠が明かされ
2週目で各キャラの結末及び心情描写が追加されます。
1週しただけでは終われません。
スタッフの方々のキャラ愛が詰まった作品でした。
マイナス点はHシーンが無いこと、プレイした方はわかるかと思いますが
前作、前々作同様、難易度が高いため選択肢で詰まる可能性があること。
シリーズとしてみるなら最高の最終作
ただし今回もまた立ち絵等がガラッと変わってしまっていて最初の方、特に男キャラは違和感が凄かったですが虚同様慣れてしまえば寧ろ好きになりましたね。
シリーズとしてみるなら最高の最終作なのですが虚の完成度と比べるとちょっと劣るかなというのが正直な感想でした。
でもシリーズとしてみるなら最高傑作です。
感謝しかありません。
単体としては意見は出るでしょうが、3作品通して素晴らしいの一言です。
完結
今までのシリーズをプレイしていた人は買いだと思います
殻ノ少女三部作 完結編
虚ノ少女
と続いた三部作の完結編。
非常に美しい絵とBGMはそれだけで買う価値があるほど
最初からやってないと意味不明なのでプレイ必須。
なお、前日譚が公式サイトで体験版として配布されていますが
やらなくても大丈夫です。
しっかり本編で体験版部分も回収されます。
むしろそのほうが流れが綺麗に
まとまるので没入したいならむしろやらないほうがいいです。
謎になっていた部分や、前作でパラノイアにとらわれてしまった人達の結末など
すべてが描かれていました。
公式サイトでキャラクターの事を一番に考えて創られたと
書かれていますが、その言葉通りの作品です。
締めとしての満足感は言葉にできないぐらい高いので
過去作プレイ済みの方は是非。
1週目で謎の大枠が明かされ
2週目で各キャラの結末及び心情描写が追加されます。
1週しただけでは終われません。
スタッフの方々のキャラ愛が詰まった作品でした。
マイナス点はHシーンが無いこと、プレイした方はわかるかと思いますが
前作、前々作同様、難易度が高いため選択肢で詰まる可能性があること。
完結編
朽木冬子から依頼された時坂の集大成
シリーズでは1以来のグロさ前回のシリーズですな。
エロは極端に少ない。
ほぼないといった感じですかね。
それと私としては一番に驚いていたのは滝沢アツヤさんの魚住が帰ってきた事
これは言っていいのか、中の声優さん引退宣言していたので2の魚住が消された背景はここにあるとおもってましたから、まさかの帰ってきたのは本当にうれしかった。
ドラマCD含めて時坂の相棒はやっぱり魚住だろうとおもっていたので
八木沼とか真崎に取られていた時はモヤモヤしてましたが、魚住の掛け合いはよかった。
ドラマCD同じく最後は〇〇と結ばれたし、もう感極まりましたよ。
大きく不満はないのですが、一点どうしてもふに落ちなかったのは、TUREエンドに向かってがきちんと解決した話に行かなかった事
それぞれのエンドを纏めてみんなが出そろうから
例えばTRUEエンドだと約3名でません。
2で出ていてたメンツです。
まぁTRUEに行くには結婚式見ないといけないので〇子だけはみれるかな?
でも残りは二人は出やしない。
そこに向かう形でまとめていけばよかったんじゃないかと思うんですよね。
別に最後の二つのエンドは分ける必要があまり感じなかった。
ただTRUEのエンドは憎いもっていきかっただったとつくづくおもいますな。
きしくも全く同じ状況で全く同じ姿で、もしかしたら先天的な肉体も同じな二人が
同じ人物と同じ会話をする事で終わる。
それだけはシリーズを全てやってきて良かった事ですね。
だからシリーズをいままで追ってきた人はやるべきだと思いますよ。
少しエンドに行くのがシビアですが……
イノグレ史上最高のTrue END
彼がこのシリーズ完結編である「天ノ少女」でどのように救済されるのか、そこに1番の焦点を当てて私はこの作品をプレイしました。
相変わらずシステムは難しく、True ENDへたどり着くのに四苦八苦しましたが、なんとか今作は攻略サイトを見ずにTrue ENDを見ることができました。
ネタバレを防ぐため、詳しくは書けませんが、今回のTrue ENDは全てのイノグレファンを満足させるに足りうる出来だと感じています。
特にクラナドとかヴァイオレット・エヴァーガーデンが好きな人は、あのエンディングを見て泣かない人はいないんじゃないかなと思います。
とにかく、殻ノ少女シリーズを1作目からプレイしている人は攻略難しいけど、頑張ってTrue ENDまでたどり着いて欲しいです。
玲人と〇〇が再開するシーンを見た時、きっと涙で画面が見れなくなる筈ですよ。
殻の少女シリーズ完結作品
完結まで15年かかったそうで驚きです。
制作スタッフの皆様お疲れさまでした。
本作は、1作目の「殻ノ少女」、2作目「虚ノ少女」をプレイしないと、本筋の話がいまいちわからない上、感動もないため、過去作のトゥルーエンドまで見てから(もしくは前作までの内容を理解してから)やる作品です。
ご注意ください。
あとどうでもいいことですが、本作にはエロシーンがほぼありません。
絵が美麗でつられてきても、そっちには期待できません。
そっちも期待しているのであれば、同じ会社で本シリーズの前の話にあたる「カルタグラ」をお勧めします。
トゥルーエンドまでプレイしての感想ですが、十分満足できました。
おもわず涙も出ちゃいました。
良かったです。
システム面・ストーリー面等において、1作目からあまり変化が見られず、良くも悪くも、期待通りのまま完結したという印象です。
ただ、ストーリーについて、本作は完結編ということもあってか、偏執感というか、狂気感が随分薄味になったなとは感じました。
なので、シリーズをプレイしてきて、「この後どうなるんだ!
」って思って何年も待っていた人にはお勧めできますが、「本筋の話には興味ないけど、この作品の狂気じみたやつらが好き!
」という人には、お勧めできないです。
私はどちらかというと前者なので満足できましたが、とんでもないBADENDとかも用意してほしかったかな…。
正直期待はずれでした。
虚ノ少女からずっと今か今かと待っていましたが、
期待はずれでした。
BGMも前の作品に比べると心に来るものはなかったです。
贋作事件はすごく良かったですが、その後の展開が正直微妙でした。
グランドエンド後の話もう~んって感じだった。
鬱エンドを期待したわけではありません。
時坂さんの幸せは心から願ってました。
色んなレビュー見てるとみんな高評価ですが、ほんとに殻虚やったか?って思います。
ほんとにがっかりしました。
完結
今までのシリーズをプレイしていた人は買いだと思います
12年経ったからこその稀代の名作
その間にプレイヤーの時間は流れ、人の人生は厚みを増してゆく。
だからこそ大人の鑑賞に耐えゆる名作なのだろうと思います。
一作目が発売された時は年若く、やはり多くの方が「そういう描写」を求めて購入すると同じく私もテレビ等では体験出来ない全年齢という枠越えた刺激的な描写を求めてプレイしていた事を思い出します。
ただ、長時間続編物に期間が空くとどうしても当時の作品に対する目的・熱量・受け取り方に齟齬が出て来てしまいます。
今年18年ぶりに本編新作が発売された「十二国記」が私にとっては正にそれだった。
18年前に夢中になって読み漁った異世界物語は、歳を重ねた今は驚く程文字が目から滑っていき内容も頭に入ってこない。
【題材が違う】と、いうのもあるだろうが
しかしながら、殻の少女シリーズは見事に12年という空白を余りある程きちんと埋めてくれた見事と言わざるをえない作品でした。
Amazon等で定評をみると多くの不評が
「性的描写が少ない」
「シナリオがおざなり」等が目に入る。
しかし、この作品で製作側が表現しようしているのは最早その様な稚拙な段階では決してないと感じます。
この作品には非常に現実的な人間模様が描き出されています。
さっきまで物語の中心に関わっていた人物のその後の顛末が描かれていなかったり。
それらに至った経緯が説明されていなかったり。
でも、だからこそ一作目から歳を重ねた自分にはとてもそれが当たり前の様に感じられます。
何故なら作品に出てくる人物達は他の作品とは違い非常に濃い人間の「生」を全うしているから。
だからこそ、主人公が変にそれに対する経緯を語ろうとせず・描写しようとせず新たな地で新たな生活を営んでいたり。
曖昧な関係のままであったり、夫婦・結婚等はっきりとした形には行き着かないこと。
それぞれがきちんと「生きている」からこそこの表現なのだと思います。
生きていれば互いの人生が交わる時間は一瞬。
偏執を抱えようとも人はそれぞれ生きていきます。
きちんと人間味があるからこその世界観。
素晴らしいの一言です。
本作品はいわゆる「抜き」ではありません。
「猟奇」でもありません。
何年もかかって、年を重ねたからこそ分かる
重厚な、そして現実にはないドラマチックな
物語です。
シリーズとしてみるなら最高の最終作
ただし今回もまた立ち絵等がガラッと変わってしまっていて最初の方、特に男キャラは違和感が凄かったですが虚同様慣れてしまえば寧ろ好きになりましたね。
シリーズとしてみるなら最高の最終作なのですが虚の完成度と比べるとちょっと劣るかなというのが正直な感想でした。
でもシリーズとしてみるなら最高傑作です。
殻ノ少女シリーズ完結作
ようやくのシリーズ完結です。
発売元のInnocent Greyさんは途中で全年齢対象作品のFlowersをリリースされており,
シリーズが完結するか心配でしたが,本作を出していただいたことに感謝したいです。
** 本作の良い点
(1) 美しいCG
1枚絵や立ち絵は相変わらず美しく,凄惨なシーンですら思わず見惚れてしまうほど
です。
過去作に比べて絵のタッチが変化していますがストーリーの舞台である戦後の
日本の雰囲気にマッチしていると思いました。
(2) クオリティの高いBGM
うるさくないシックなBGMが揃えられており,没入感を高めてくれています。
各曲も殻ノ少女時代からあるBGMのアレンジになっており,シリーズを通して
プレイしている人であれば感慨深い気持ちになるのではないでしょうか。
特に最終エンディング曲は必聴です。
(3) 魅力的なキャラクター
名演を見せるキャラクターが多かったと思います。
これまでも怪演を見せていた六識はもちろんですが,本作のMVPは八木沼です。
(4) メインストーリー部分については決着を見せた
主人公である時坂玲人と朽木冬子に関する伏線はちゃんと回収されています。
エンディング部分については納得感のある締め方だと思います。
** 本作の悪い点
(1) エロゲーの要件を満たしていない
凄惨描写部分だけでR-18になっているだけのような印象を持ちました。
魅力的なキャラクターが大勢登場するにも関わらず,Hシーンは3回しか存在せず
それも極めて短く薄いです。
一般小説にある少しエロい描写ぐらいの内容です。
(2) 回収されていない伏線や説明不足が目立つ
本作のシナリオは大きく3つのパートから成っていますが,最終パートでドタバタと
全てを強引に畳んでエンディングに持っていった印象を受けました。
結果として
最終エンドは感動しましたが,「なぜ?」がいくつも頭に残ってしまいました。
(特に虚から登場したキャラクターに関しては伏線回収や動機の説明がほぼない)
シリーズ完結
キャラ☆☆☆☆☆(5/5)
CG☆☆☆☆(4/5)
音楽☆☆☆(3/5)
おすすめ度☆☆☆☆☆(5/5)
・ストーリー
殻ノ少女・虚ノ少女・そして天ノ少女、シリーズ3部をプレイしてきたからこそ物語の結末への喪失感そして、ある種の達成感ともいえる感情がありました。
最後の終わり方マジでズルいよあんなの心に刺さるにきまってる。
・キャラ
時坂玲人はこの物語を通して救われたのか、最後シーンはどのような気持ちだったのか考えるだけで胸が締め付けられる。
・CG
事件のCGがとても芸術的でした。
そしてやっぱり最後のCGは最高。
ありがとうございます。
自分はリアルタイムでこの作品を追うことはできませんでしたが、リアルタイムで追っていた人はまた違った感動があったと思います。
シリーズを通してやはりヒロインは冬子なのだと改めて思わされました。
リアルタイムで追いたかった!
僕のようなここ最近になってこのジャンルに入って来た者にはよくあることですが、通してプレイできてしまうためにどこか感動が薄いところがあります。
ですがそれでも、trueエンドは涙無くして見れませんでした。
それと同時にやはり最初期から追いかけていた人達を羨ましく思ってしまいます。
「殻ノ少女」発売から12年、彼らもまた主人公と同じように「殻ノ少女」への偏執を抱え続けたのだと思います。
そして主人公と共に彼らの偏執もこの作品により解かれたのだと思います。
その時に解放された涙は、きっと僕などでは想像もできない重さを持つのだと思います。
レビューというより感想になってしまいましたが、興味を持たれたのでしたら是非一作目「殻ノ少女」からプレイしてみてください。
20000円越えとゲームとしては決して安い買い物ではないですが、誰かの人生の1ページを覗く代金としては安い買い物でしょう。
真崎、俺の妹とはもうやったのか?
魚住! 左遷先で玉落としたか!?
群馬は辺鄙ではない!
と、悶々としながらプレイしました。
とは言え、我らが主人公で名探偵かつぎりぎり不審者の独身中年時坂玲人先生もたいがいなのでこれからプレイする人はどうかそのあたりを生暖かく見守って欲しい。
目が死んでる男共は六識先生に修正されろ。
内容に関しては過去作から登場しているキャラクターにスポットがあたり、三部作ラストエピソードに相応しいものとなっていたのではないか。
凶悪犯罪に立ち向かう人もそうでない人もそれぞれの人生があるわけで、いつまでも同じ関係のままではいられないという諸行無常を感じる。
それはもしかすると己の人生にも当てはまるかもしれないわけで、シリーズの初期あるいはカルタグラから付き合ってきたプレイヤにとってはゲームを通して少なからず胸に去来するものがあるだろう。
プレイヤによっては美少女ゲーム界のドラクエVとも思えるのでは。
シリーズ未プレイでこれを読んでいる方は是非カルタグラ(のリメイク)から通してプレイして欲しい。
3周目?までは同時刻の別キャラの視点シーンの追加あるのでスタッフロールに到達したらとりあえず最初からプレイすることをおすすめします。
未読or選択肢までスキップする機能は今作にもあるのでさほど手間にはならないでしょう。
3部作を最初からプレイしてるからこそ
12年前からプレイしているからこそ、最終作へかける期待が大きく、それが失望にも似た感覚になってしまったのかも知れません。
まず、もはや、別物のゲームになっています。
絵のタッチがかなり変わっており、クオリティが最高だった「虚」のものとは全然違います。
やはり時間が経ちすぎたんでしょうか。
そして、R-18という表記とは裏腹にアダルトシーン一切なし。
「殻」からどんどんシーンが減らされ、今回はもはやゼロです。
カルタグラやクロウカシスにもあったアダルトシーンがないんじゃ、単なるサスペンス系のサウンドノベルとなんら変わりません(声優さんが変更したり、年齢を重ねたことも影響ありかもしれません)。
正直なところ、「殻」が最高傑作でそこから引き延ばしまくって無理くり収めたことから、このようなことになったのかと不満が残る内容でした(「殻」のTrue Endでよかったと思います)。
あと、1作目から出てる人でものすごくアホになっちゃった人がいます。
過去の過ちを後悔してるからこそ、非常に真摯で真面目に接してくる人柄が良かったのに今作では単なる変人になってるんで可哀そうでしたね(設定の変更か?)。
とは言え、京極夏彦系の推理ものをベースとした濃密な展開はハマるし、夢中になってプレイさせる構成は見事です。
今回の犯罪者も自己中極まりない奴らオンリーなので解決した時の爽快感はスカッとしました。
主人公の時坂が迎える最終到着地点はホロリとさせられました。
プレイすることについては一見の価値あるものだと思います。
感謝しかありません。
単体としては意見は出るでしょうが、3作品通して素晴らしいの一言です。
過去と真剣に向き合う作品です。
エロゲというカテゴリですが、この作品には過多にその表現はされておらず純粋に一つの作品としての純度を汚さず、美しくしていると思います。
製作者の皆様、長い間、冬子に魅了されていましたがやっと胸をなでおろす気持ちです。
このシリーズの完結を描いていただきありがとうございました。
過去と真剣に向き合う作品です。
エロゲというカテゴリですが、この作品には過多にその表現はされておらず純粋に一つの作品としての純度を汚さず、美しくしていると思います。
製作者の皆様、長い間、冬子に魅了されていましたがやっと胸をなでおろす気持ちです。
このシリーズの完結を描いていただきありがとうございました。
完結
今までのシリーズをプレイしていた人は買いだと思います
殻の少女シリーズ完結作品
完結まで15年かかったそうで驚きです。
制作スタッフの皆様お疲れさまでした。
本作は、1作目の「殻ノ少女」、2作目「虚ノ少女」をプレイしないと、本筋の話がいまいちわからない上、感動もないため、過去作のトゥルーエンドまで見てから(もしくは前作までの内容を理解してから)やる作品です。
ご注意ください。
あとどうでもいいことですが、本作にはエロシーンがほぼありません。
絵が美麗でつられてきても、そっちには期待できません。
そっちも期待しているのであれば、同じ会社で本シリーズの前の話にあたる「カルタグラ」をお勧めします。
トゥルーエンドまでプレイしての感想ですが、十分満足できました。
おもわず涙も出ちゃいました。
良かったです。
システム面・ストーリー面等において、1作目からあまり変化が見られず、良くも悪くも、期待通りのまま完結したという印象です。
ただ、ストーリーについて、本作は完結編ということもあってか、偏執感というか、狂気感が随分薄味になったなとは感じました。
なので、シリーズをプレイしてきて、「この後どうなるんだ!
」って思って何年も待っていた人にはお勧めできますが、「本筋の話には興味ないけど、この作品の狂気じみたやつらが好き!
」という人には、お勧めできないです。
私はどちらかというと前者なので満足できましたが、とんでもないBADENDとかも用意してほしかったかな…。
リアルタイムで追いたかった!
僕のようなここ最近になってこのジャンルに入って来た者にはよくあることですが、通してプレイできてしまうためにどこか感動が薄いところがあります。
ですがそれでも、trueエンドは涙無くして見れませんでした。
それと同時にやはり最初期から追いかけていた人達を羨ましく思ってしまいます。
「殻ノ少女」発売から12年、彼らもまた主人公と同じように「殻ノ少女」への偏執を抱え続けたのだと思います。
そして主人公と共に彼らの偏執もこの作品により解かれたのだと思います。
その時に解放された涙は、きっと僕などでは想像もできない重さを持つのだと思います。
レビューというより感想になってしまいましたが、興味を持たれたのでしたら是非一作目「殻ノ少女」からプレイしてみてください。
20000円越えとゲームとしては決して安い買い物ではないですが、誰かの人生の1ページを覗く代金としては安い買い物でしょう。
正直期待はずれでした。
虚ノ少女からずっと今か今かと待っていましたが、
期待はずれでした。
BGMも前の作品に比べると心に来るものはなかったです。
贋作事件はすごく良かったですが、その後の展開が正直微妙でした。
グランドエンド後の話もう~んって感じだった。
鬱エンドを期待したわけではありません。
時坂さんの幸せは心から願ってました。
色んなレビュー見てるとみんな高評価ですが、ほんとに殻虚やったか?って思います。
ほんとにがっかりしました。
完結編
朽木冬子から依頼された時坂の集大成
シリーズでは1以来のグロさ前回のシリーズですな。
エロは極端に少ない。
ほぼないといった感じですかね。
それと私としては一番に驚いていたのは滝沢アツヤさんの魚住が帰ってきた事
これは言っていいのか、中の声優さん引退宣言していたので2の魚住が消された背景はここにあるとおもってましたから、まさかの帰ってきたのは本当にうれしかった。
ドラマCD含めて時坂の相棒はやっぱり魚住だろうとおもっていたので
八木沼とか真崎に取られていた時はモヤモヤしてましたが、魚住の掛け合いはよかった。
ドラマCD同じく最後は〇〇と結ばれたし、もう感極まりましたよ。
大きく不満はないのですが、一点どうしてもふに落ちなかったのは、TUREエンドに向かってがきちんと解決した話に行かなかった事
それぞれのエンドを纏めてみんなが出そろうから
例えばTRUEエンドだと約3名でません。
2で出ていてたメンツです。
まぁTRUEに行くには結婚式見ないといけないので〇子だけはみれるかな?
でも残りは二人は出やしない。
そこに向かう形でまとめていけばよかったんじゃないかと思うんですよね。
別に最後の二つのエンドは分ける必要があまり感じなかった。
ただTRUEのエンドは憎いもっていきかっただったとつくづくおもいますな。
きしくも全く同じ状況で全く同じ姿で、もしかしたら先天的な肉体も同じな二人が
同じ人物と同じ会話をする事で終わる。
それだけはシリーズを全てやってきて良かった事ですね。
だからシリーズをいままで追ってきた人はやるべきだと思いますよ。
少しエンドに行くのがシビアですが……
イノグレ史上最高のTrue END
彼がこのシリーズ完結編である「天ノ少女」でどのように救済されるのか、そこに1番の焦点を当てて私はこの作品をプレイしました。
相変わらずシステムは難しく、True ENDへたどり着くのに四苦八苦しましたが、なんとか今作は攻略サイトを見ずにTrue ENDを見ることができました。
ネタバレを防ぐため、詳しくは書けませんが、今回のTrue ENDは全てのイノグレファンを満足させるに足りうる出来だと感じています。
特にクラナドとかヴァイオレット・エヴァーガーデンが好きな人は、あのエンディングを見て泣かない人はいないんじゃないかなと思います。
とにかく、殻ノ少女シリーズを1作目からプレイしている人は攻略難しいけど、頑張ってTrue ENDまでたどり着いて欲しいです。
玲人と〇〇が再開するシーンを見た時、きっと涙で画面が見れなくなる筈ですよ。
殻ノ少女三部作 完結編
虚ノ少女
と続いた三部作の完結編。
非常に美しい絵とBGMはそれだけで買う価値があるほど
最初からやってないと意味不明なのでプレイ必須。
なお、前日譚が公式サイトで体験版として配布されていますが
やらなくても大丈夫です。
しっかり本編で体験版部分も回収されます。
むしろそのほうが流れが綺麗に
まとまるので没入したいならむしろやらないほうがいいです。
謎になっていた部分や、前作でパラノイアにとらわれてしまった人達の結末など
すべてが描かれていました。
公式サイトでキャラクターの事を一番に考えて創られたと
書かれていますが、その言葉通りの作品です。
締めとしての満足感は言葉にできないぐらい高いので
過去作プレイ済みの方は是非。
1週目で謎の大枠が明かされ
2週目で各キャラの結末及び心情描写が追加されます。
1週しただけでは終われません。
スタッフの方々のキャラ愛が詰まった作品でした。
マイナス点はHシーンが無いこと、プレイした方はわかるかと思いますが
前作、前々作同様、難易度が高いため選択肢で詰まる可能性があること。
3部作を最初からプレイしてるからこそ
12年前からプレイしているからこそ、最終作へかける期待が大きく、それが失望にも似た感覚になってしまったのかも知れません。
まず、もはや、別物のゲームになっています。
絵のタッチがかなり変わっており、クオリティが最高だった「虚」のものとは全然違います。
やはり時間が経ちすぎたんでしょうか。
そして、R-18という表記とは裏腹にアダルトシーン一切なし。
「殻」からどんどんシーンが減らされ、今回はもはやゼロです。
カルタグラやクロウカシスにもあったアダルトシーンがないんじゃ、単なるサスペンス系のサウンドノベルとなんら変わりません(声優さんが変更したり、年齢を重ねたことも影響ありかもしれません)。
正直なところ、「殻」が最高傑作でそこから引き延ばしまくって無理くり収めたことから、このようなことになったのかと不満が残る内容でした(「殻」のTrue Endでよかったと思います)。
あと、1作目から出てる人でものすごくアホになっちゃった人がいます。
過去の過ちを後悔してるからこそ、非常に真摯で真面目に接してくる人柄が良かったのに今作では単なる変人になってるんで可哀そうでしたね(設定の変更か?)。
とは言え、京極夏彦系の推理ものをベースとした濃密な展開はハマるし、夢中になってプレイさせる構成は見事です。
今回の犯罪者も自己中極まりない奴らオンリーなので解決した時の爽快感はスカッとしました。
主人公の時坂が迎える最終到着地点はホロリとさせられました。
プレイすることについては一見の価値あるものだと思います。
シリーズ完結
キャラ☆☆☆☆☆(5/5)
CG☆☆☆☆(4/5)
音楽☆☆☆(3/5)
おすすめ度☆☆☆☆☆(5/5)
・ストーリー
殻ノ少女・虚ノ少女・そして天ノ少女、シリーズ3部をプレイしてきたからこそ物語の結末への喪失感そして、ある種の達成感ともいえる感情がありました。
最後の終わり方マジでズルいよあんなの心に刺さるにきまってる。
・キャラ
時坂玲人はこの物語を通して救われたのか、最後シーンはどのような気持ちだったのか考えるだけで胸が締め付けられる。
・CG
事件のCGがとても芸術的でした。
そしてやっぱり最後のCGは最高。
ありがとうございます。
自分はリアルタイムでこの作品を追うことはできませんでしたが、リアルタイムで追っていた人はまた違った感動があったと思います。
シリーズを通してやはりヒロインは冬子なのだと改めて思わされました。
真崎、俺の妹とはもうやったのか?
魚住! 左遷先で玉落としたか!?
群馬は辺鄙ではない!
と、悶々としながらプレイしました。
とは言え、我らが主人公で名探偵かつぎりぎり不審者の独身中年時坂玲人先生もたいがいなのでこれからプレイする人はどうかそのあたりを生暖かく見守って欲しい。
目が死んでる男共は六識先生に修正されろ。
内容に関しては過去作から登場しているキャラクターにスポットがあたり、三部作ラストエピソードに相応しいものとなっていたのではないか。
凶悪犯罪に立ち向かう人もそうでない人もそれぞれの人生があるわけで、いつまでも同じ関係のままではいられないという諸行無常を感じる。
それはもしかすると己の人生にも当てはまるかもしれないわけで、シリーズの初期あるいはカルタグラから付き合ってきたプレイヤにとってはゲームを通して少なからず胸に去来するものがあるだろう。
プレイヤによっては美少女ゲーム界のドラクエVとも思えるのでは。
シリーズ未プレイでこれを読んでいる方は是非カルタグラ(のリメイク)から通してプレイして欲しい。
3周目?までは同時刻の別キャラの視点シーンの追加あるのでスタッフロールに到達したらとりあえず最初からプレイすることをおすすめします。
未読or選択肢までスキップする機能は今作にもあるのでさほど手間にはならないでしょう。
12年経ったからこその稀代の名作
その間にプレイヤーの時間は流れ、人の人生は厚みを増してゆく。
だからこそ大人の鑑賞に耐えゆる名作なのだろうと思います。
一作目が発売された時は年若く、やはり多くの方が「そういう描写」を求めて購入すると同じく私もテレビ等では体験出来ない全年齢という枠越えた刺激的な描写を求めてプレイしていた事を思い出します。
ただ、長時間続編物に期間が空くとどうしても当時の作品に対する目的・熱量・受け取り方に齟齬が出て来てしまいます。
今年18年ぶりに本編新作が発売された「十二国記」が私にとっては正にそれだった。
18年前に夢中になって読み漁った異世界物語は、歳を重ねた今は驚く程文字が目から滑っていき内容も頭に入ってこない。
【題材が違う】と、いうのもあるだろうが
しかしながら、殻の少女シリーズは見事に12年という空白を余りある程きちんと埋めてくれた見事と言わざるをえない作品でした。
Amazon等で定評をみると多くの不評が
「性的描写が少ない」
「シナリオがおざなり」等が目に入る。
しかし、この作品で製作側が表現しようしているのは最早その様な稚拙な段階では決してないと感じます。
この作品には非常に現実的な人間模様が描き出されています。
さっきまで物語の中心に関わっていた人物のその後の顛末が描かれていなかったり。
それらに至った経緯が説明されていなかったり。
でも、だからこそ一作目から歳を重ねた自分にはとてもそれが当たり前の様に感じられます。
何故なら作品に出てくる人物達は他の作品とは違い非常に濃い人間の「生」を全うしているから。
だからこそ、主人公が変にそれに対する経緯を語ろうとせず・描写しようとせず新たな地で新たな生活を営んでいたり。
曖昧な関係のままであったり、夫婦・結婚等はっきりとした形には行き着かないこと。
それぞれがきちんと「生きている」からこそこの表現なのだと思います。
生きていれば互いの人生が交わる時間は一瞬。
偏執を抱えようとも人はそれぞれ生きていきます。
きちんと人間味があるからこその世界観。
素晴らしいの一言です。
本作品はいわゆる「抜き」ではありません。
「猟奇」でもありません。
何年もかかって、年を重ねたからこそ分かる
重厚な、そして現実にはないドラマチックな
物語です。
シリーズとしてみるなら最高の最終作
ただし今回もまた立ち絵等がガラッと変わってしまっていて最初の方、特に男キャラは違和感が凄かったですが虚同様慣れてしまえば寧ろ好きになりましたね。
シリーズとしてみるなら最高の最終作なのですが虚の完成度と比べるとちょっと劣るかなというのが正直な感想でした。
でもシリーズとしてみるなら最高傑作です。
殻ノ少女シリーズ完結作
ようやくのシリーズ完結です。
発売元のInnocent Greyさんは途中で全年齢対象作品のFlowersをリリースされており,
シリーズが完結するか心配でしたが,本作を出していただいたことに感謝したいです。
** 本作の良い点
(1) 美しいCG
1枚絵や立ち絵は相変わらず美しく,凄惨なシーンですら思わず見惚れてしまうほど
です。
過去作に比べて絵のタッチが変化していますがストーリーの舞台である戦後の
日本の雰囲気にマッチしていると思いました。
(2) クオリティの高いBGM
うるさくないシックなBGMが揃えられており,没入感を高めてくれています。
各曲も殻ノ少女時代からあるBGMのアレンジになっており,シリーズを通して
プレイしている人であれば感慨深い気持ちになるのではないでしょうか。
特に最終エンディング曲は必聴です。
(3) 魅力的なキャラクター
名演を見せるキャラクターが多かったと思います。
これまでも怪演を見せていた六識はもちろんですが,本作のMVPは八木沼です。
(4) メインストーリー部分については決着を見せた
主人公である時坂玲人と朽木冬子に関する伏線はちゃんと回収されています。
エンディング部分については納得感のある締め方だと思います。
** 本作の悪い点
(1) エロゲーの要件を満たしていない
凄惨描写部分だけでR-18になっているだけのような印象を持ちました。
魅力的なキャラクターが大勢登場するにも関わらず,Hシーンは3回しか存在せず
それも極めて短く薄いです。
一般小説にある少しエロい描写ぐらいの内容です。
(2) 回収されていない伏線や説明不足が目立つ
本作のシナリオは大きく3つのパートから成っていますが,最終パートでドタバタと
全てを強引に畳んでエンディングに持っていった印象を受けました。
結果として
最終エンドは感動しましたが,「なぜ?」がいくつも頭に残ってしまいました。
(特に虚から登場したキャラクターに関しては伏線回収や動機の説明がほぼない)
感謝しかありません。
単体としては意見は出るでしょうが、3作品通して素晴らしいの一言です。